自閉症の子どもたちの絵画展を前に街中でアートパフォーマンス
更新日 平成25年6月28日

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  自閉症の子どもたちが描いた絵画を、市民が手に持って街頭で即興的に「展示」するアートパフォーマンスが、6月27日(木曜日)、市内各所で行われました。7月10日から流山市生涯学習センターで始まる「ことばを越えて〜自閉症の子どもたちとアーティストのコラボレーション」展を前に企画されたものです。この日は、前ケ崎のあじさい通りをはじめ江戸川大学、流山本町の新選組陣屋跡などで行われました。


[画像]新選組陣屋跡前(64.8KB)

  新選組陣屋跡前では、散策の人々が足を止めて、幅4メートルにも及ぶ絵画に見入っていました。また、江戸川大学では、教授や学生の皆さんが協力。「すごい感性」と作品に感心していました。このアートフォーマンスは、ロンドン在住のアーティスト・下村雄飛さんが行ったものをヒントに企画されました。主催者の『言葉を越えて』プロジェクト実行委員長・藤島大千さんは、「絵画を冷たい壁に展示するのではなく、温かな人の手によって“展示”することによって、絵画展の趣旨である“支え合い”の心を広めたい」と語ってくださいました。


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  「ことばを越えて〜自閉症の子どもたちとアーティストのコラボレーション」展では、中国の自閉症の子どもたちと一般の人たちが共同で描いた幅4メートルの絵に、日本とイギリスのアーティストや学生たち、またイギリスの不登校の子どもたちが筆を加えて完成させた作品2点、同様のコンセプトで制作されたドイツの作品、フランスで展示された自閉症の子どもたちの大作、そして、今回のプロジェクトに参加しているアーティストや学生の作品、流山の方の作品などが展示される予定です。


[画像]市民が手に持って街頭で即興的に「展示」するアートパフォーマンス(65.7KB)

  「ことばを越えて〜自閉症の子どもたちとアーティストのコラボレーション」展の会期中は、関連事業として7月14日(日曜日)14時から流山市の中学生たちと自閉症を含めたハンディをお持ちの方たち、そしてアーティスト達を交えたワークショップが予定されているのをはじめ、翌7月15日(月曜日)14時から、自閉症とは何かを、簡単なパフォーマンスを通して参加者の皆さんに体験してもらうコーナーや、今回の企画に参加した若手アーティスト達とロンドンの美術学校の学生によるギャラリートークも計画されています。「言葉を越えて〜自閉症の子どもたちとアーティストのコラボレーション」展は、7月10日(水曜日)〜18日(木曜日)※ただし17日(水曜日)は休館。



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