6月16日（日曜日）に公民館の主催事業「流山をもっと知ろう」流山植物検定　春編（全5回シリーズのうち5回目）の「検定試験」が行われ、受験された方は問題50問に真剣な眼差しで取り組んでいました。検定の結果で合格者には、6月下旬に認定書が交付される予定です。

  当講座は、流山の自然をテーマに市内に生息する野草や樹木の名前やその特性など基本的知識を学ぶため、野外観察会を主体に「直接見て、触れて、楽しみながら知る」対策セミナーと検定試験とのセットで一昨年度から開催され今回で3回目を迎えました。講師には利根運河の生態系を守る会植物調査班の柳沢朝江さんと内海陽一さんが指導にあたられています。

  利根運河（5月12日）、新川耕地（5月26日）、理科大理窓公園（6月2日）のそれぞれの植物観察会が実施され、延べ65人の方が参加されました。各自用意したルーペ、ポケット図鑑を手に生育している草や小さな花など先生からの丁寧な説明を受け受講生は、熱心にメモをとっていました。6月9日には、文化会館の講義室で植物の基礎知識、検定試験事前対策が行われ先に実施した観察会の復習、確認として「身近な植物の見分け方＆覚え方」「葉の形」「葉のつき方」「花のつくり」などの説明がありました。

  参加者からは「まわりにある草花がさらに身近に感じられるようになりました。名も知らなかった草花が一つでもわかるようになるのは楽しいですね。」参加者で唯一の高校生からは「高齢の方ばかりで緊張しました。知らないことばかりで学ぶことが多かったですが、とても面白かったです。将来、生物学を学びたいと思っていたのでこのような講座を受けて良かったと思います。」「流山の植物について勉強ができ今後も注意して観察する楽しみができました。他の季節でも講座を受けたいです。」などの感想が多く聞かれ好評のうちに終了しました。お問い合わせは、文化会館電話04−7158−3462へ。
 

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