6月8日(土曜日)の午後、一茶双樹記念館で「博物館子ども教室 茶道教室」が開催されました。毎年、茶道教室は流山市茶道親和会の先生方を講師にお招きして行われています。日本古来の伝統文化である茶道は、多くの皆さんに知られてはいますが、しきたりや作法などが難しく思われがちです。この講座では、親子で茶道のたしなみを感じてもらう機会となればと毎年実施しているものです。今年は、13人の親子と3人の博物館実習生が参加しました。
はじめに、先生から「おじぎの作法」についての指導を受けてから茶室の入り方、床の間に飾られている掛け軸や生け花の説明などがありました。 茶室では、全員が正座をして、順番にお茶菓子の食べ方やお茶のいただき方の作法の指導を受けながら一服いただきました。一通りの作法を学んだあと、今度は子どもから親へ、親からこどもへと順にお茶をたてていました。子どもたちは、先生方のやさしい指導を受けながらとても上手にお茶をたて、お母さんは子どもがたてたお茶をゆっくりと味わっていました。
参加したお子さんからは、「お菓子がおいしかった」、「お茶はにがくなかったよ」、保護者の方からは「参加してとてもよい経験ができました」などの感想が聞かれました。講師の先生からは、「長い時間よく正座ができていましたね」、「おじぎがとても上手でしたよ」、「お茶を上手にたてていましたよ」などの講評がありました。この教室は、2時間ほどの時間ではありましたが、新緑がまぶしい一茶双樹記念館で、茶道のたしなみを学ぶことができました。流山市茶道親和会では、一茶双樹記念館で毎月第2週の日曜日に呈茶を行っています。これを機会に皆さんも日本の伝統文化に触れてみてはいかがでしょうか。
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