流山の史跡などを案内するボランティア団体「流山史跡ガイドの会」(青柳孝司理事長)が、これまでに案内した方の累計人数が一万人を超えました。平成19年の発足以来、地道な活動で徐々に利用者を増やしていき、ついに6月2日(日曜)に開催した「東葛まち歩きツアー」で1万人の大台を突破しました。
同会は平成19年に市が主催した「史跡案内人研修講座」の受講生有志が集まり設立されました。当初メンバーは5人。みな歴史好きというだけで経験はなく、何も分からない状態のままスタートしたその年は一度も活躍する場がなかったそうです。案内の仕方や史跡について地道に研究を重ね、徐々に利用者が増加。初年は0人だった利用者は、平成20年は81人、21年は363人、22年は1014人、そして市に流山本町・利根運河ツーリズム推進室ができた23年には2295人、24年には3915人と活動が活発化していきました。
1万人を突破した「東葛まち歩きツアー」は、千葉県民の日にちなんだ県民の日行事。青柳理事長は「流山市は千葉県庁や千葉大学教育学部の発祥の地であり、さらに県内でいちばん歴史の長い流山小学校や白みりん発祥の地でもあります。千葉県と縁の深い場所なので、千葉県民の日行事で一万人を達成できたことは何か縁を感じます」と話し、さらに「これだけの方に流山市を知っていただいてとにかくうれしい」と付け加えました。イベント当日、一万人目を迎えた市内在住の女性には賞状と記念の品を贈呈し、100人余りの方に利根運河周辺を散策し見どころなどを案内しました。
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