母の日の5月12日(日曜日)、流山市生涯学習センターで心温まるドキュメンタリー映画「うまれる」の上映会が行われました。流山市医師会をはじめ千葉県成年後見人支援センターや流山市子ども会育成連絡協議会、NPO法人自立サポートネット、NPO法人Nakocco流山子育てコミュニティ等、数多くの団体の協力と、流山市、流山市教育委員会等の後援を得て、同センターと上映実行委員会との共催で実現したものです。
映画では、4組のご夫婦が登場。妊娠・出産だけでなく、流産・死産、不妊、障害、「子どもが親を選ぶ」という胎内記憶など「うまれる」ということを、幅広く捉える事で、出産だけではなく、親子関係やパートナーシップ、男性の役割、そして生きるという事を考える内容になっています。
両親の不仲、虐待の経験から親になることに戸惑うご夫婦。完治が困難な18トリソミーという障害を持って生まれた子を育てるご夫婦。お腹の中でわが子を失い、出産予定日がわが子の命日となってしまったご夫婦。子を望んだものの授からない人生を受け入れたご夫婦など4組の夫婦のドキュメンタリー映画です。会場では、涙をぬぐう姿が見られ、すすり泣く声もあちらこちらから聞こえました。
赤ちゃん同伴で見られる午前の部をはじめ午後の部、夜間の部と3回上映されましたが、午前と午後は満席。夜間もほぼ満席という結果でした。上映が終わって、実行委員から、出演されたご夫婦の近況が報告されました。ハンディを持って生まれ、短命と宣告された子が元気に過ごしていると最新情報が伝えられると客席から大きな拍手が沸き起こりました。
会場では、関係団体の手づくり品バザーも行われ、協賛団体の活動紹介コーナーが設置されていました。また、映画に登場した4組のご家族の近況も写真と一緒に紹介され、多くの方々が見入っていました。会場には、育児と真剣に向き合う若い男性の姿も多く見受けられました。
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