5月4日(土曜)のグリーンフェスティバルのイベントの一つとして行われ、昨年も人気だった「ケビン・ショートさんとおおたかの森探検ツアー」。天候にも恵まれ約60人の親子連れが参加しました。ツアーは、流山おおたかの森駅前のグリーンフェスティバル会場から徒歩10分程度に位置する市野谷の森(通称おおたかの森)を約2時間かけて歩くもの。ガイドの東京情報大学教授のケビン・ショートさんは長年にわたり日本で暮らし、里山を研究している方で、現在は印西市に住んでいらっしゃいます。
早速、集まった子どもたちに捕まえてきた(体長10センチもある)カエルの説明。子どもたちは恐る恐るカエルを見ていました。このカエルは刺激を与えると白い液体を出すそうで、毒性があり、食べられそうになった時に放出するそうです。森までの道のりも、外来種の植物を見つけては、繁殖力の強さにより在来種がおびやかされていることを易しく話してくださいました。
森の入口に到着すると、ケビンさんの先導で、細いけもの道のような道を一列になって森に分け入ります。青天で暑かった道のりと違い、ひんやりとした澄んだ空気に包まれ、参加者の皆さんも気温の違いに驚いていた様子でした。
森の中の開けた場所では、ケビンさんが用意した木の幹を使ったキーホルダー作りが始まります。ボランティアで参加している江戸川大学の学生さんの協力を得て、親子での共同作業に、どのご家族も真剣に取り組んでいました。初めて木を切るこどもたちは、ノコギリの使い方に四苦八苦していた模様。木の種類によって、硬さが違うといった発見もあったようです。
普段入ることのない森体験とケビンさんの楽しい解説に、参加者の皆さんには森の魅力を十分に感じていただけたようです。また、今回のツアーで協力していただいた「NPOさとやま」では、おおたかの森をはじめ、市内のさまざまな場所で自然観察会などを行っています。夏には昆虫やホタルなどの観察会も行われます。詳細はNPOさとやまホームページをご覧ください。
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