少し前のコンサートなのですが、写真が届きましたのでご紹介します。大型連休の4月29日(月曜日)、姉妹都市である福島県相馬市で、流山の音楽家の皆さんがコンサートを行い、流山のふたつのイベントで寄せられた義援金を届けました。コンサートが行われたのは、柚木サポートセンターと大野台サポートセンターという2か所の仮設住宅に設けられた集会施設です。
義援金が寄せられたイベントのひとつは3月13日(水曜日)、流山市生涯学習センターで開催された「絆〜被災地復興支援チャリティーコンサート」。モンゴルから来日していた著名アマル・トヴゥシンの馬頭琴をはじめテルミン、パーカッション、ピアノ、ヴォーカル、チェロ、ヴァイオリンなどで行われたもので、来場者から約10万円が寄せられました。
もうひとつのイベントは3月11日(月曜日)、流山市生涯学習センターで開催された「3・11法話と歌声のつどい」。市野谷の円東寺の増田俊康ご住職の法話と、杉山公章さんと歌心塾の皆さんによる「歌声サロン」の会場に置かれた募金箱に寄せられた約20万円です。このステージでは、流山市デフ協会の皆さんも手話コーラスでご参加くださいました。
皆さんから寄せられた義援金と井崎流山市長からのメッセージを持って、流山市生涯学習センターのヴァイオリン教室の講師・アントニオ斎藤さんを中心にヴォーカルのあらたに葉子さん、パーカッションの吉川はじめさん、ピアノの石川容子さんらが日帰りで2ステージという忙しい日程で相馬市を訪問し、慰問コンサートを開催したものです。
今回の相馬市訪問は、音楽家だけではなくビデオ撮影などのお手伝いをされるボランティアの皆さんも一緒に行かれました。今回は、そうした方々が届けてくださった写真をご紹介させていただきました。流山で弦楽器専門店を営むアントニオ斎藤さんは、「楽器の練習は1年、2年という短いスパンでは考えません。被災地の復興も時間がかかります。こうしたチャリティ活動も息長く続けたいですね。」と感想を語ってくださいました。
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