5月12日の母の日を前に、北部公民館で4月18日、「プリザーブドフラワー 母の日のアレンジ作り」が開かれ、参加者7人が赤やピンクのカーネーションなどを使ったアレンジメント作りに挑戦しました。
プリザーブドフラワーは、特殊な溶液を使って生花を脱水・脱色した後に、染め直した花のことで、まるで生きているかのように瑞々しい状態を長期間保つことができる花のことです。長く楽しめることに加え、水やりなどの手入れが不要なため、忙しい方への贈り物などとしても人気があります。
講師は、自宅でプリザーブドフラワー教室を開く比嘉りとさん。美しい姿で元気を与えてくれる花が枯れることなく、きれいに咲き続けるプリザーブドフラワーに魅力を感じ、「ひとりでも多くの方に魅力を知ってほしい」との思いで、講師の資格を取得。自宅でのピアノ教室と並行してプリザーブドフラワーも教えるまでに至りました。
作業はまず、花の部分だけしかないプリザーブドフラワーに、茎に当たる部分をワイヤーで作ってやることから始めます。赤、ピンク、水色と鮮やかなカーネーションやバラ、アジサイなどの花の先に、それぞれワイヤーをくくりつけ、サハラと呼ばれる土台に差せるようにします。そして「ここからが一番楽しいところ」(比嘉さん)という、花を組み合わせてアレンジメントを作り上げる工程です。皆さん、彩りや形を考えながら、一本一本手に取り形を整えていきました。
最後に約12センチ四方のクリアケースにフラワーアレンジメントを入れて、リボンをかけて完成です。南流山から来られた大出隆子さんは「93歳になる夫の母が花好きで、毎年母の日には、手入れの要らないプリザーブドフラワーをプレゼントしています。毎年、市販のものを贈っていたのですが、今年は手作りなので、喜んでもらえるとうれしいです」と笑顔を見せました。なお、北部公民館2階の情報広場で、比嘉さんの作ったフラワーアレンジメントやリースなどの作品を5月いっぱい展示していますので、ぜひご覧ください。
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