流山おおたかの森駅南口都市広場に、「流山市民の歌」の歌詞が刻まれた歌碑が建立されました。流山ロータリークラブ(海老原功一会長)が、創立50周年の記念事業として設置したもので4月18日、除幕式が盛大に行われました。歌碑はインド産の黒御影石を使用しており、大きさは、縦90センチ、横1メートル50センチ、厚さ30センチで重さは1.5トンあるそうです。
除幕式には、同クラブの名誉会員でもある井崎市長をはじめとする来賓やロータリークラブ関係者、最後に市民の歌の合唱を披露していただく老・ゆう大音楽専科OB連合会の皆さんなど約150人が参加しました。歌碑の除幕では、井崎市長や海老原会長など4人が除幕の紐を一斉に引き、黒光りする立派な碑が姿を現すと会場からは大きな拍手が送られました。
碑の表面には、流山市民の歌の1番から3番までの歌詞が刻まれ、裏面には建立したロータリークラブの基本理念の一つ「四つのテスト」と創立50周年を記念して建立された旨が記されています。海老原会長は、「市の協力をいただき、多くの市民が集まるこの場所に記念碑を建立できたことはうれしい限り。市民の皆さんに、市民の歌が広く知れ渡り、流山市に愛着を持っていただきたいというのが私たちの願いでもあります」と語っていらっしゃいました。
流山ロータリークラブは、昭和38年5月に県下19番目のクラブとして発足し、今年創立50周年を迎えました。碑にも刻まれた四つのテスト、「真実かどうか」「みんなに公平か」「好意と友情を深めるか」「みんなのためになるかどうか」を常に言動に照らし合わせ、奉仕活動を続けてこられたそうです。今年も、毎年続けている福祉施設での慰問コンサートも計画されているとのことです。
除幕の後には、お披露目された歌碑の前で早速、老・ゆう大音楽専科OB連合会の皆さん約120人が、流山市民の歌の合唱を披露してくださいました。皆さんは、流山ゆうゆう大学と、その前身の老人大学で合唱を学び卒業後も有志の団体を組織して活動されている方々です。見事な歌声に、ショッピングセンターの買い物客もしばし足を止めて聴き入っていらっしゃいました。
「流山市民の歌」は、市制施行15周年を記念して昭和57年に作られました。作詞は岩谷時子、作曲はいずみたく、デューク・エイセスの皆さんが歌ったものがテープにふきこまれ発表されました。混声4部合唱曲として、市内小中学校やコーラスグループなどで盛んに歌われました。最近では、歌詞を英訳されジャズ風にアレンジして演奏されたり、ゴスペル調にして歌われたりもしていますが、歌碑の建立を機にさらに多くの市民の皆さんに親しまれるのではと期待されます。
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