県内を中心に活動する社会人ビッグバンド「ザ・サード・コースト・ジャズオーケストラ」による東日本大震災被災地復興支援チャリティコンサートが平成27年3月7日(土曜)、流山市生涯学習センターで開催され、会場は幼児から中高年までのジャズファンで満席になりました。18人編成の実力派ビッグバンドのステージは「ルパン・ザ・3.」のテーマ曲で軽快に幕を開け3時間に及ぶ迫力の演奏を展開しました。
ベイシー、エリントンはもとよりラテン、フュージョン、ポップス等オリジナルアレンジも含めた幅広いレパートリーを持つザ・サード・コースト・ジャズオーケストラ。流山市生涯学習センターが事務局をつとめ流山おおたかの森駅前などで開催した「流山ジャズフェスティバル」や、昨年3月に開催された東日本大震災被災地復興支援「吉田照美絵画展」でもギャラリーで演奏したことなどから、同センターが企画して実現したものです。
ステージは2部構成で、途中ジャズヴォーカリストのCHIORIさんがゲスト出演。CHIORIさんは、つくばエクスプレスが開業する前に、おおたかの森周辺のフランス料理店で10年ほど歌っていたと懐かしそうに語っていらっしゃいました。同オーケストラは、アルトサックスの徳田直毅さんとピアノの中山礼音さんのお二人が中心になって曲をアレンジしています。アンパンマンのテーマとイン・ザ・ムードを合わせたような「アンパンマンズムード」は会場の幼児にも中高年者にも受け入れられ大喝采。
最前列の席でお母さんと聴いていた西初石小4年の櫻木嵩也くんは、「昨年6月、流山市文化会館で行われた猪俣猛ジャズオーケストラのコンサートでは所属する音楽部の上級生たちが猪俣さんたちと一緒にステージに立ちました。ビッグバンドの迫力はすごい」と感動を語ってくれました。入場は無料でしたが、会場出口に流山市の姉妹都市である福島県相馬市への募金箱を置かせていただきました。また、市民の方々の手づくりによるエコタワシも1個200円で販売され売り上げは全額相馬市へ寄贈されます。
流山市生涯学習センターでは、市民の方々との協働で数々の東日本大震災被災地復興支援チャリティ事業を展開しています。この日のジャズオーケストラコンサートをはじめ、2月28日の映画「天心」上映会、3月8日の女性ミュージシャンたちによる「LOVE MUSIC」、そして3月11日には、14時10分から「法話とミニライブ」、同日19時からアントニオ斉藤さんやアントニオ古賀さんらによる「チャリティコンサート絆4.」が行われます。お問い合わせは流山市生涯学習センター(04−7150−7474)へ。
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