5月10日（土曜）五月晴れの中、東消防署で「東消防署探検ツアー」が行われました。この探検ツアーは、消防署内の事務室、仮眠室、食堂、消防車両待機場所、トレーニング室など普段なかなか立ち入る事が出来ない施設内を探検形式で案内し、参加者に、24時間活動している消防隊員の仕事内容や緊急出動体制の仕組みなどを理解して頂きながら、防災意識の向上を目指すことを主眼として開催したものです。

   また、探検中に突然鳴り響く緊急指令音に緊張感が走り、出動準備をする救急隊員やサイレンを鳴らし出動して行く救急車の様子を一部始終見ていた参加者の方は救急出動時の緊張感を実感していたようでした。消防車両の展示では、普段乗る事の出来ない消防車の運転席に乗り込むと、スイッチやボタンの多さに驚いていました。

   水消火器の取り扱い・放水体験では、子ども防火服を身に付けた子どもたちが、標的に向けて勢いよく飛び出す水の威力に負けないように消防士の助けを借りながら放水体験に取り組んでいました。

   起震車体験では、起震車が縦や横に上下して激しく動く姿に心配しながらも果敢に挑戦し、振動が起こる度に大きな声を上げ、お母さんにしがみつく子どもの姿も見られました。

   最後に、第39回消防救助技術千葉県大会に出場する救助隊員の訓練の様子を見学し、忍者のように、飛んだり、登ったり、降りたり、走ったりとその素早い動きなどに驚いた皆さんは、訓練終了後に拍手でエールを送っていました。　東消防署探検ツアー参加された皆さんは、様々な展示や訓練の見学を直接「見て・聞いて・ふれる事」ができ、火災予防などの必要性をより強く認識していただく探検ツアーとなりました。

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