ぐるっと流山 「子どもの声なきSOS」に気づくためのマンガ冊子を制作・配布


ページ番号1050983  更新日 令和7年8月8日


[画像]たすけてが言えなくて冊子の表紙(40.0KB)

 令和6年、全国における小中高生の自殺者数が過去最多を更新しました。
 「SOSの出し方教育」や相談体制の整備が進められている一方で、いまだに「たすけて」と声を上げられず、悩みをひとりで抱える子どもたちが少なくありません。なかには、悩みやストレスからうつ症状を発症し、相談そのものができない状態に陥っているケースもあります。こうした深刻な現状に向き合うため、マンガ冊子『たすけてが言えなくて』を制作しました。

[画像]冊子の一部(92.9KB)

 本冊子は、自身も小中学生時代に2度の自殺未遂を経験し、これまでに全国の子どもたちから9,000通以上の手紙やメールを受け取ってきたシンガーソングライター・悠々ホルンさんとの共同制作です。
 物語では、過去に誰にも相談できなかった主人公が、登場人物とともに当時を振り返り、「相談することの大切さ」だけでなく、「たすけてが言えない子どもに気づいて寄り添う大人の存在の大切さ」や、「気づき寄り添うための具体的なヒント」などが描かれています。

[画像]取材時の様子(19.4KB)

 この冊子は、夏休み前に市立小学校6年生と中学校2年生の全児童生徒と教職員に配布を完了しており、多くの方に読んでもらえるよう、啓発活動を進めています。なお、この取り組みはNHKの取材を受けており、現在、放送に向けて準備が進められています。
 悩みを抱える子どもに、周囲の誰かが“気づき”手を差し伸べられる地域社会を目指し、今後も対策を行ってまいります。


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