ぐるっと流山 ハラスメントセミナー「不機嫌という名の暴力〜自分を大切にする自己尊重ワークショップ〜」


ページ番号1050821  更新日 令和7年7月26日


[画像]講師の高山 直子先生(32.0KB)

 令和7年7月5日(土曜日)、南流山センターでハラスメントセミナー「不機嫌という名の暴力〜自分を大切にする自己尊重ワークショップ〜」が開催されました。講師には、カウンセラーで公認心理師の高山直子さんをお招きし、28名の方が参加されました。 まず初めに、ハラスメントの構造について学びました。ハラスメントの定義は、「執拗に継続的に相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益や脅威を与える言動や行為」です。加害者は「攻撃・支配」を目的とし、被害者は「意思の疎通」を目的とするため、両者が理解し合うのは困難で、時には「撤退」がベストな選択となることもあるそうです。

[画像]全体の様子(29.0KB)

 次に、モラル・ハラスメントについて学びました。モラル・ハラスメントとは、「言葉や態度、身振りや文書などで相手の人格や尊厳を傷つけ、精神的に追い詰めて雰囲気を悪化させる行為」です。ドアを大きな音をたてて閉めるなどの不機嫌な言動によって相手に察することを強要する行為などは、「察する」ことが美徳とされている日本では、意識的にも無意識的にも使われやすい手段だそうです。

[画像]講座の様子(29.4KB)

 続いて、ハラッサー(ハラスメントする人)に服従する心理について学びました。被害者は、最初、加害者を良い人だと感じることも多く、関係性を良くしようと努力しますが、繰り返し心理的に不安な状態に追いこまれることで自尊感情が損なわれ、弁明したりやり返したりする気力を失い、慢性的な抑うつ状態になってしまうそうです。講師は「NO」と言えなくても、言われたことやされたことを、日時や時間と共に記録することや、周囲に味方を作ること、加害者の言動に反応しない、囚われないことなどを挙げ、その場を立ち去る、別居するなどの方法もあると説明しました。
 参加者からは「参考になった」「分かりやすかった」「また聞きたい」などの感想が聞かれ、あっという間の2時間の講座でした。


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