ぐるっと流山 第10回バリアフリー演劇鑑賞会


ページ番号1050817  更新日 令和7年7月31日


[画像]演劇の様子(31.9KB)

令和7年7月13日(日曜日)、文化会館で第10回バリアフリー演劇鑑賞会が開催されました。バリアフリー演劇鑑賞会は、平成28年に施行された、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(いわゆる「障害者差別解消法」)を機に、障害がある人もない人も、みんなが楽しめる演劇鑑賞会を作ろうと始まった高校演劇の鑑賞会です。今年度は、流通経済大学付属柏高校の皆さんが出演し、「広くてすてきな宇宙じゃないか」を上演しました。

[画像]演劇の様子(44.0KB)

 物語は、本当に必要とする家庭に、人型のアンドロイドが貸し出される時代。とある一家が、人間と全く見分けのつかないアンドロイドのおばあちゃんをレンタルするところから始まります。料理から宿題の手伝いまで、なんでも完璧なおばあちゃんに、家族みんなは感心するけど、末娘のクリコは気に入らない。おばあちゃんを追い出そうとするクリコの複雑な心境を繊細に描きながらも、人間とアンドロイドの共存についても考えさせられる内容でした。

[画像]車いす受付の様子(50.8KB)

当日は約180名の方が来場し、来場者には目の不自由な方や車椅子の方、ヒアリングループや音声ガイドを必要とする方もいらっしゃいました。バリアフリー演劇鑑賞会では、耳の不自由な方向けの字幕表示や、車いすの方が同伴者と一緒に鑑賞できるスペースの提供、そして難聴者の補聴器や人工内耳の聞こえをサポートするヒアリングループ席など、どなたでも舞台を楽しめるように様々なサポートを用意しております。

[画像]バリアフリー研修の様子(57.0KB)

 また、当日は千葉県立流山高校、柏中央高校、西武台千葉高校演劇部の生徒がボランティアスタッフとして参加しました。事前に、車いすの動かし方や目の見えない方へのサポートについて、社会福祉法人流山市社会福祉協議会による研修を受けて、本番に臨みました。ボランティアスタッフからは、「普段の生活で障害のある方がどれだけ大変なのか知ることができました。今回の経験を活かして今後の役に立てればと思います。」との感想があり、サポートをする側にとっても貴重な機会となりました。


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