ぐるっと流山 第5回流山手話フェスタ2024


ページ番号1048564  更新日 令和7年1月24日


[画像]開会の様子(35.1KB)

 令和7年1月19日(日曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で「第5回流山手話フェスタ2024」が開催されました。
 市内の聴覚障害者団体である流山市デフ協会主催(流山市後援)の本イベントは、平成31年4月に施行した流山市手話言語の普及の促進に関する条例を広く市民の皆さんに知っていただき、手話が言語であることや聴覚障害者に対する理解と手話の普及促進を目的として行われるもので、令和元年から開催しているものです。
 今年度は、今年開催される東京2025デフリンピックをテーマに講演や空手の演武などが行われました。

[画像]第1部公園の様子(29.9KB)

 第1部では、一般財団法人全日本ろうあ連盟の常任理事・事務局長である久松三二さんによる講演が行われました。
 「東京2025デフリンピック〜情報バリアフリー、コミュニケーションバリアフリーを求めて〜」というテーマで、東京2025デフリンピックの開催概要の紹介や、デフリンピックを通じた聴覚障害者や手話への理解の促進、ひいては地域共生社会の実現へのお話がありました。オリンピックやパラリンピックは100%近い知名度があるにもかかわらず、デフリンピックの知名度は約30%とオリンピックなどと比較して低いため選手を中心に周知活動を行っていきたいとのお話が印象的でした。また、流山市から最も近い会場は東京武道館(東京都足立区)で柔道・空手が行われるとのことでしたので、皆さんもぜひ応援に行きましょう!

[画像]第2部空手演武の様子(25.0KB)

 第2部では、聴覚障害者でデフスポーツに深く携わっている、全日本ろう者空手道連盟会長で日本手話で教える空手道教室「朋心会」代表指導者の高橋朋子さん、デフリンピック運営委員会運営委員でありデフリンピック自転車競技メダリストの早P久美さんのお二人がご講演してくださいました。
 高橋さんの講演では、「音声が見える空手道」として聴覚障害者でも取り組めるような工夫がされた空手についての紹介とともに、「朋心会」と流山市内の空手道場「拳成会」の子どもたちによる「形」と「組手」の実演が行われました。演武の終了後には、子どもたちのデフリンピックでの将来の活躍を期待する大きな拍手が送られました。
 また、早Pさんの講演では、薬剤師としての知識を生かした「スポーツファーマシスト」として、アスリートとドーピングの関係のお話や、ご自身の自転車競技でのデフリンピックへの出場のご経験や、平成29年(2017年)にトルコで行われたサムスンデフリンピックで日本選手団の主将を務められた経験のお話があり、非常に貴重なお話をお聞きすることができました。

[画像]トークショーの様子(23.3KB)

 最後には、講演いただいたお三方に、流山市デフ協会の会長である小野寺夏樹さんを含めた4人でトークショーが開催されました。
 ちょうどあと300日に迫った東京2025デフリンピックについて、開催に向けた出場国のホストタウン受け入れのお話や、デフリンピックの知名度向上のための方法を競技者や携わる方の目線でのお話しがありました。もうまもなくに迫った東京2025デフリンピックの機運醸成へ向けた皆さんの気持ちが感じられるとともに、東京2025デフリンピックの開催が待ち遠しくなる手話フェスタとなりました。


このページには画像や添付ファイルへのリンクがあります。
画像をご覧いただく場合は、[画像]と記載されたリンクテキストをクリックしてください。
添付ファイルは、携帯端末ではご覧いただけません。パソコン版またはスマートフォン版サイトをご覧ください。


健康福祉部 障害者支援課
電話:04-7150-6081
ファクス:04-7158-2727
〒270-0192
流山市平和台1丁目1番地の1 第2庁舎1階


[0] 流山市|都心から一番近い森のまち [1] 戻る

Copyright (C) City Nagareyama Chiba Japan, All rights reserved.