ページ番号1048942 更新日 令和7年3月10日
令和7年2月23日(祝日)、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。森の図書館では、文化を発信する場としても市民に利用してもらおうと、「森流亭」と名づけた寄席で落語会を開いています。今年の「森流亭チャリティー落語会」は、流山市社会福祉協議会の後援を受け開催されました。木戸銭の一部が赤い羽根共同募金に寄付されます。
[画像]令和7年2月23日、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。(15.5KB)出演は、令和5年5月に流山市民初の真打に昇進された春風亭吉好さんです。真打とは、落語家などの格付けで最高位、寄席の最後に出演します。吉好さんは、落語芸術協会所属、平成21年6月に春風亭柳好門下に入門、平成25年8月に二つ目に昇進されました。これまでにも3度、森流亭落語会に出演されています。
[画像]令和7年2月23日、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。(15.9KB) 会場には、販売したチケットを手に多くの方が来場し、出囃子(でばやし)の音楽とともににぎやかな開演となりました。
「子どもの頃から流山市に住んでいます」と吉好さんの自己紹介から始まりました。また、自身の経歴から落語家の昇進についてのお話し、これまでの地方公演での様子やお客様とのやり取りなどを面白おかしく語られ、会場の空気が温まりました。
最初の演目は、「熊の皮」です。女房の尻に敷かれっぱなしの亭主が仕事から戻ると、水汲み、米研ぎなどこき使われ、さらには医者から祝い事の赤飯をもらったので、先にお礼に行って来いと言われます。女房からお礼の口上を教え込まれますが、終いまで覚えられないまま、空きっ腹を抱え医者の家へ。亭主がしどろもどろになりながらお礼を言う様子や、亭主と医者とのおかしなやり取りが語られ、オチの場面では、客席から笑い声が上がりました。
[画像]令和7年2月23日、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。(14.8KB)
次の演目は「妾馬」です。殿様に見初められ、お屋敷奉公をするようになった妹のお鶴がお世継ぎを生み、それを祝って目通りが許された大工の八五郎。慣れない羽織袴姿でお屋敷を訪れますが、武家社会の礼儀など知るはずもなく、やることなすこととんちんかん。酒席が用意されすっかり酔い心地になった八五郎と殿様のやり取りを演じる、吉好さんの巧みな表現や動きに、観客の感心の声や笑い声が終始絶えませんでした。
すべての演目が終わると、客席からは盛大な拍手が沸き起こり、観客はみな大満足の表情でした。
会場後方には、落語関連の書籍やCDが展示されており、手に取る方の姿が見受けられました。参加者からは「楽しかったです。あっという間の1時間でした」「また参加したいです」などの声が聞かれました。
会場入口では、流山市社会福祉協議会の方が募金を呼び掛けており、開演前や開演後に募金をされている方がいました。
森の図書館では、今後も様々なイベントを企画しています。詳細は、今後の広報ながれやまや森の図書館ホームページでお知らせします。
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