ページ番号1047957 更新日 令和6年11月8日
令和6年10月13日(日曜日)、おおたかの森センターと市野谷の森西近隣公園で「令和6年度生物多様性シンポジウム」が開催され、30人の方が参加しました。環境学習を通して生物多様性の重要性について学んでもらうとともに、生物多様性の保全・回復に優先的に取り組むために選定された重点地区・拠点の魅力を知っていただくことを目的として、市が生物多様性に知見のある団体に委託し、毎年開催しています。
[画像]生物多様性シンポジウム講演2(32.7KB)初めに、千葉県立松戸馬橋高等学校講師・川北裕之さんより地球上で最も種類の多い昆虫をにスポットをあてた「魅力的な昆虫の多様性」についてお話がありました。昆虫は今まで約100万種見つかっていますが、実際には3000〜5000万種いると推測されています。種類が多い理由は、羽があるので遠くまで移動できることや、変態できるので様々な環境に適応できることなどが考えられます。また、昆虫が花粉を運ぶことでイチゴやリンゴ、キュウリなどの植物は実を結び、その果実などを食べることで私たち人間も生活しています。このように私たちは昆虫なしでは生きられないこと、生物多様性を守っていくためには、今回のような講演会に参加し関心を高めること、自宅の庭に緑を作ったりすることが大切であるとお話がありました。
[画像]生物多様性シンポジウム講演3(34.0KB)次に、NPOさとやまの斉藤裕さんから、ヒナバッタ、クビキリギス、ササキリ、ハヤシノウマオイ、ヤブキリ、カネタタキ、モリオカメコオロギ、クマスズムシといった、市野谷で見ることのできる11種類の昆虫の紹介がありました。昆虫の特徴の解説と共に実際の鳴き声が披露されました。聞いたことのある鳴き声も多く、昆虫をさらに身近に感じることが出来ました。
[画像]生物多様性シンポジウム観察会(54.1KB)最後に、野外で観察会が行われ実際に昆虫を捕まえました。昆虫を見つけると講師に昆虫を見せて、名前を教えてもらったり解説を受けたりし、多くの昆虫を観察することが出来ました。参加者からは、「いろいろな虫や植物を見ることができ、自然への興味がより湧いてきました」、「見つけた虫についてすぐに解説をもらえて貴重な機会でした」などの感想がありました。また、講演会を聞いて、昆虫の絵を描いてくれた参加者もいました。参加者は身近にいる昆虫を通して、生物多様性の大切さを学ぶことが出来ました。
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