ページ番号1047930 更新日 令和6年11月1日
令和6年10月5日(土曜日)・14日(祝日)、おおたかの森センターでみどりの保全活動ボランティア講習会が開催され、10人の方が参加しました。講師は、千葉大学大学院園芸学研究院教授・柳井重人さん、里山ボランティア流山会長・生方康之さん、NPOさとやま理事長・岡田啓治さんが務めました。
[画像]竹ランタン作りの様子(40.8KB) 1日目は、講義とフィールドワークが行われました。
講義では、みどりの課より市の取組の説明が行われた後、柳井さんより都市の緑の役割や里山再生の意義を、他市の里山再生の事例を交えながら説明が行われました。
大畔の森でのフィールドワークでは、生方さんの案内で森を散策しながら、保全活動について学びました。散策後は、保全活動で発生する竹を用いて、竹ランタンづくりに挑戦しました。
2日目は、講義とフィールドワークのほか、参加者同士でグループディスカッションが行われました。
岡田さんによる講義では、市野谷の森の歴史や今後の保全の課題についてスライドを用いて説明がありました。講義後に県立市野谷の森公園予定地内を散策し、森の現状を確認しました。
散策後は、2つのグループに分かれ、里山を守るために必要なことをテーマにグループディスカッションが行われました。ディスカッション後、各グループの代表者が発表を行いました。発表では「おおたかの森駅の近くにこのような自然の森があることはみんなに知られていない、もっと情報発信すべき」「ボランティアという言葉が敬遠されるのではないか。森の存在を知ってもらう講習会から始めてはどうか」「保全には若い世代の力が必要、若い世代にも啓発活動を行うべき」といった、様々な視点から意見が出ました。
2日間の講座を通して、流山市のみどりの現状を知り、保全について考えるきっかけの場となりました。また、アンケートでは今後の保全活動に参加したいとの意見が多数ありました。
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