ページ番号1047834 更新日 令和6年10月18日
令和6年9月27日(金曜日)、文化会館で「第428回サロンコンサート」が開催されました。「ピアノの世界 ピアノ音楽史を彩る4期の名曲」と題した、ピアノ奏者2名によるコンサートです。
今回は、「ソナタK.27」、「きらきら星変奏曲」、「幻想即興曲Op.66」、「ベルガマスク組曲」より「月の光」、「スラブ舞曲第10番Op.72−2」の全5曲が披露されました。
最初に披露されたのは、バロック時代の作品「ソナタK.27」です。この曲が作曲された時代は、現在のようなピアノは無く、チェンバロという楽器のために作曲されました。スカルラッティが作曲したソナタは全555曲もありますが、1曲は2分から5分程度の短い単一楽章となっているそうです。軽快で、華やかな音色が会場に響き渡りました。
[画像]演奏の様子(34.2KB)3曲目に披露されたのは、楽器の王様とも呼ばれ、ピアノで弾きたい曲ランキング上位に必ず選ばれている「幻想即興曲Op.66」です。この曲は、作曲途中の未完成作品とも考えられているそうです。今回は、この有名な旋律に演奏者が自ら編曲を加えて演奏されました。幻想的な雰囲気に観客はひきつけられていました。
[画像]演奏の様子(45.0KB)最後に披露された「スラブ舞曲第10番Op.72−2」は、ピアノ連弾用に作曲された曲です。ピアノ連弾は、1台のピアノを2人で演奏するため、幅広い音域を一斉に響かせることができる重厚な音色が印象的です。2人の息の合ったオーケストラを思わせるダイナミックな演奏が終わると、会場からは、この日一番の拍手が沸き起こりました。
[画像]演奏の様子(34.4KB) 来場された方からは、「曲の合間に、演奏曲の紹介や、作曲された時代やピアノについての解説もあり、ピアノ音楽史への理解が深まりました」などの声が聞かれました。
次回のコンサートは、10月25日(金曜日)、12時15分から12時45分まで、文化会館で開催予定です。「北欧の音楽 北の大自然が生み出す風景」と題してお送りします。入場は無料ですので、ぜひご鑑賞ください。
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