ページ番号1047512 更新日 令和6年9月5日
令和6年8月19日(月曜日)から21日(水曜日)まで、文化会館で舞台技術講習会が開催され、63人の高校生が舞台技術を学びました。千葉県高等学校文化連盟演劇専門部第一地区と文化会館が連携して開催する本講習会は、平成23年に始まり今年で12回目です。
高校演劇は、春と秋に「高校演劇発表会」、冬に千葉県内の高校が参加する「高校演劇20分シアター」を文化会館で開催されています。
夏休み中に開催する「舞台技術講習会」は、高校生が安全に舞台演出や音響、照明操作、大道具製作などができるようプロのスタッフに学ぶことで、舞台表現を楽しんで学ぶ機会となりました。今回のワークショップには、東葛飾高校、県立柏高校、柏の葉高校、柏中央高校、流山高校、流山おおたかの森高校、野田中央高校、流通経済大学付属柏高校の8校の演劇部員が参加し、舞台監督・大道具班、照明班、音響班、演技班、脚本班に分かれて受講しました。
[画像]舞台技術講習会の様子(55.2KB) 舞台監督・大道具班は、演劇部顧問の先生が講師となり、ホワイエで扉を作りました。インパクトドライバーやノミなど初めて手にする道具に悪戦苦闘しながら製作し、出来上がった扉を前に歓喜する姿が印象的でした。
照明班は、舞台照明を学ぶ大学に通う八幡昌樹さんとホールスタッフの吉田さんから、照明設備の名称や仕込み図の見方、明かりづくり、調光卓の使い方などを学びました。
音響班は、ホールスタッフの長澤さんから、音響卓の使い方や操作方法、音源についての説明を受けたほか、台本を読み込み習作発表会に向けた準備をしました。
演技班は、演劇部顧問の先生が講師となり、演技指導を受けました。はじめに、柔軟体操や発声練習、準備運動などを行い、配役が決まってからはセリフや動きを覚えるとともに演技や演出のアイデアを話し合いました。
脚本班は、流山市在住のシナリオライター青木健生さんから、登場人物設定のコツや脚本を書く時に意識することなどを学びました。受講生は2日目の夜まで時間をかけてオリジナルの脚本を書きました。3日目に青木さんから一人ひとりアドバイスをいただき脚本を書きあげました。
[画像]舞台技術講習会(32.8KB) 最終日には演技班、照明班、音響班、舞台監督・大道具班もそれぞれ3班に分かれ、習作発表会を行いました。
A班は「夕鶴」、B班は「僕の私の脳内サミット2024―恋愛編―」、C班は「わたしたちの小さな物語」を上演しました。本番ギリギリまで努力する姿が見られ、生徒たちの熱い思いが伝わってきました。
受講生からは「他校生徒との交流の機会ができてよかった」、「演技にも磨きがかかった」、「とても勉強になった」などの感想がありました。
今回のワークショップの成果発表の場として、10月12日(土曜日)・13日(日曜日)に文化会館で千葉県高校演劇第一地区秋季発表会が開催される予定です。
このページには画像や添付ファイルへのリンクがあります。
画像をご覧いただく場合は、[画像]と記載されたリンクテキストをクリックしてください。
添付ファイルは、携帯端末ではご覧いただけません。パソコン版またはスマートフォン版サイトをご覧ください。
生涯学習部 公民館
電話:04-7158-3462
ファクス:04-7158-3442
〒270-0176
流山市加1丁目16番地の2 流山市文化会館
Copyright (C) City Nagareyama Chiba Japan, All rights reserved.