ぐるっと流山 初石公民館「親子防災チャレンジ」


ページ番号1047425  更新日 令和6年8月30日


[画像]参加者の集合写真(12.0KB)

 令和6年8月18日(日曜日)、初石公民館で「親子防災チャレンジ」が開催され、幼稚園年長から中学1年生まで4組10人が参加しました。講師には、NPO防災対策サポート代表の岩佐善之さんを迎え、アウトドア感覚で防災に役立つ体験をして、実際の災害に備えようという趣旨で開催されました。プログラムは、非常食体験、井戸ポンプ体験、避難用滑り台体験、公衆電話体験、応急手当体験と、普段の生活ではなかなかできないものでした。

[画像]避難用滑り台を体験する子どもの写真(20.6KB)

 まず、災害はすぐにでも起きる可能性があること、それに備えて日頃の心構えが重要なこと、防災用品を用意しておくこと、身近にあるもので応急的に防災用品の代用ができることなど、災害時の心構えを学びました。その後、簡易トイレの体験、応急手当の勉強をしたほか、さまざまな防災用品の紹介があり、実際に避難用滑り台を使い、二階から一階へ滑り降りる避難体験も行いました。

[画像]井戸ポンプを体験する親子の写真(23.8KB)

 次に、公民館の庭に設置してある災害用井戸を使った給水体験が行われました。井戸水は飲み水にすることはできませんが、生活用水として利用できます。自分でポンプを動かし、運搬用の簡易ビニール袋に水を入れて担いでみました。
 また、スウェーデントーチという手法で簡易的に焚き火をし、マシュマロやソーセージを炙ってみんなで食べました。

[画像]公衆電話体験の写真(13.7KB)

 次に、館内に戻り公衆電話体験が行われました。講義が始まる前に、参加者は名前、電話番号、生年月日、血液型、アレルギーを記入した連絡カードを作りました。非常時には公衆電話による連絡が有効と言われますが、最近は使い方を知らない子どもが多くいます。10円玉を使い、受話器を上げて、先ほど作った連絡カードを見ながら、館内の別の場所にいる保護者に実際に電話をかけました。

[画像]非常食を試食する親子の写真(10.7KB)

 最後は、非常食体験です。今回はポリ袋を利用した非常食作りとして、カレー、わかめご飯、チキンのコーラ煮を作りました。材料を細かく切り、ポリ袋に入れて湯煎をすることで、災害時に清潔な水が無くても調理可能となります。完成後は、参加者みんなで美味しく試食しました。


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