ページ番号1046093 更新日 令和6年5月10日
令和6年4月27日(土曜日)、中央図書館で声で届けるおはなし会が開催されました。このイベントは、絵本や紙芝居の読み聞かせではなく、語り手がおはなしを覚えて語る「ストーリーテリング」のおはなし会で、4月23日からの「こどもの読書週間」に合わせて開催されました。0歳から11歳までのお子さんとその保護者の方、合わせて37人が参加しました。
[画像]ねずみのすもうのストーリーテリングの様子(36.4KB) ろうそくに灯りをともしたら、おはなしの時間の始まりです。初めのお話は「ねずみのすもう」です。絵がなくても、太ったねずみとやせたねずみが「でんかしょ、でんかしょ」とかけ声をかけながら相撲を取る様子が鮮明に浮かび、子どもたちも一緒になって「でんかしょ、でんかしょ」と言って楽しんでいました。
2番目のお話「こすずめのぼうけん」の後は、「ブラックさんとブラウンさん」の手遊びも行いました。
最後のおはなしは「赤ずきん」です。赤ずきんがおおかみに食べられてしまう場面では、だんだんと子どもたちの顔も真剣になっていき、最後に赤ずきんとおばあさんがおおかみのお腹の中から出てくることができたときには「あー、よかった」とほっと一安心。しっかりとお話の世界に引き込まれ、楽しんでいる様子でした。
最後に皆でお願いごとをしながら、ろうそくの灯りをフーっと消す真似をして、お話の時間は終了となりました。
その後、図書館の司書から、お話の元となった本や、さまざまな著者や画家の書いた「ねずみのすもう」や「赤ずきん」の絵本があることが紹介されました。「お家に帰ってもう1回読みたい」と多くの子どもたちが本を借りていきました。
全てストーリーテリングで行うおはなし会は初めての試みでしたが、たくさんの方にお話の世界を楽しんでいただくことができました。読書週間の10月にも同様のおはなし会を予定しています。ぜひ、ご参加ください。※イベント内で使用したろうそくは安全に配慮し、電池式を使用しています。
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