ぐるっと流山 第17回勇忌を開催


ページ番号1045978  更新日 令和6年4月27日


[画像]勇忌会場(40.5KB)

 令和6年4月14日(日曜日)、長流寺で新選組局長・近藤勇を偲ぶ「第17回勇忌」が開催されました。平成16年にNHK大河ドラマ「新選組!」が放送されてから20年の節目を迎え、同番組の放送を機に続けられている勇忌が、新型コロナウィルス禍の休止を越えて5年ぶりに開催されました。勇忌は先人を偲ぶ法要と、歴史について学ぶ記念講演会の2部構成で行われました。

 

[画像]勇忌法要の様子(41.5KB)

 第1回勇忌は、当時、新人物往来社で新選組に関する図書を156冊も出版し、新選組ブームの仕掛け人としてご活躍されていらした流山にお住まいの大出俊幸さんが中心になって企画し、流山歴史文化研究会会長・渡辺義正さんと一緒に行われました。
 今回の勇忌は、流山歴史文化研究会と、記念講演会の会場である流山福祉会館の指定管理者である流山市社会福祉協議会の共催で、昨年から準備を重ねてきました。会場には、勇忌を協賛した流山商工会議所の田口佳子会頭や流山市観光協会と流山ふるさと産品協会の志賀進一会長をはじめ斉藤健経済産業大臣、市からも深津博樹経済振興部長、石川博一生涯学習部長らが駆けつけました。

[画像]法要の様子(39.9KB)

 法要では、近藤勇生家のご子孫・宮川清蔵さんが焼香をされた100人を超える来訪者に11代目として謝辞を述べました。法要は市内の内藤葬儀店の協力を得て会場設営などを行い、流山の七福神巡りなどで親しまれている名刹、宝泉山長流寺で続けられています。本堂に入り切れなかった来訪者のために本堂前にも焼香所が設けられました。

[画像]講演会の様子(21.5KB)

 法要が終わると参加者は、流山本町を散策しながら流山福祉会館に移動しました。新選組などのご著書が多い幕末・新選組ライターの伊東成郎さんを講師にお招きし、「21歳の勇が高尾山に誓った剣術修業4つの約束」と題した講演が行われました。第2部の講演会から参加された皆さんも多く、配布されたテキストにメモをとりながら熱心に聞き入っていました

[画像]講演会の様子(39.7KB)

 講演会では、京都からいらした作家の結喜しはやさんをはじめ、新選組隊士・関川代二郎のご子孫の郡義武さん、NHK大河ドラマ「新選組!」などで時代考証をされた作家の山村達也さんら多くの研究者も参加されました。参加者には、主催者から一人一人に記念品とA3判6ページにわたる講演資料が手渡されました。
 講師の伊東成郎さんは、3月27日(水曜日)にフジテレビ系で放送された近藤勇と土方歳三の2時間番組「奇跡体験! アンビリバボー番外編 超次元能力者vs歴史ミステリー」にご出演されたことからユーモラスな撮影のエピソードなどを交えながら、難しくなりがちな歴史の話を親しみやすく解説されました。
 参加者は、近藤勇陣屋跡に建つ、市所有の国登録有形文化財「秋元家住宅土蔵」や新選組が分宿したと記録されている光明院などを見学するなど流山本町の散策を楽しみながら流山駅に向かいました。流山は、慶応4年4月2日大久保大和と名乗る近藤勇を隊長とした幕府公認の治安隊(実態は新選組の生残り)が駐留し、近藤と土方歳三が別れた地として歴史愛好家に注目されています。


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