ページ番号1045434 更新日 令和6年4月10日
令和6年3月24日(日曜日)、中央公民館で、小学生と保護者を対象とした「キッチンサイエンス講座−小さな人工イクラ作り」が開催されました。
講師には、鎌倉女子大学の佐藤陽子さんをお招きしました。
まず、佐藤さんから、「学生時代に理科が好きになり、中学・高校の教員を経て、今は大学講師の傍ら、子ども達に理科の面白さを伝える活動もしている。今日は皆さんに、楽しかったと笑顔で帰っていただくことが目的です」とお話しがありました。
そして、いよいよ「人工イクラ作り」が始まりました。
人工イクラはアルギン酸ナトリウム水溶液とカルシウムイオンを含む水溶液を使って作成します。
今回は、マローブルー(別名:ウスベニアオイ)という花で着色したアルギン酸ナトリウム水溶液を、パレット内の「水・乳酸カルシウム水溶液・食酢入りの乳酸カルシウム水溶液」にスポイトで1滴ずつ加えるとどうなるか実験しました。
実験の結果、水には人工イクラができず、乳酸カルシウム水溶液と、食酢入りの乳酸カルシウムにはそれぞれ2色の色の違う人工イクラが完成しました。
実験結果を絵でスケッチする参加者がいたり、質問時間では多くの参加者から質問があったりと、参加者の皆さんは楽しく受講できた様子でした。
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