ぐるっと流山 ザ・サードコースト・ジャズオーケストラ チャリティーライブ2024


ページ番号1045159  更新日 令和6年3月22日


[画像]演奏の様子(22.7KB)

 令和6年3月2日(土曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で「ザ・サードコースト・ジャズオーケストラ チャリティーライブ2024」が開催されました。昨年から同館と千葉県生涯大学校こども食堂、ザ・サードコースト・ジャズオーケストラの三者がこども食堂を支援しようと準備を進めてきましたが、能登半島地震の発生を受け、被災地支援の募金を呼び掛ける無料のライブに形を変えて開催したものです。

[画像]演奏の様子(31.8KB)

 演奏は、社会人によるビッグバンド「ザ・サードコースト・ジャズオーケストラ」。メンバーは以下のとおりです。(敬称略)
トランペット:関野憲司、大山達雄、青山節子、鈴木寛己、トロンボーン:小野浩己、安岡俊哉、近藤昌紀、鈴木滋樹(Btb)、アルトサックス:徳田直毅、加藤貴宏、テナーサックス:山岸友和、大木健吾、バリトンサックス:高岩研、ピアノ:佐野歌子、ベース:鶴飼廉、ギター:中村翔、ドラム:坂上学

[画像]演奏の様子(26.9KB)

 バンド名は、国内有数の渡り鳥の飛来地で東京湾沿いに広がる干潟「三番瀬」にちなんで名付けられました。地域に密着した活動を続け、ベイシー、エリントンはもとよりラテン、フュージョン、ポップス、そして数多くのオリジナルアレンジなど幅広いレパートリーを持っています。当日は、コンサートマスターの徳田さんが「被災地の皆さんにぜひ皆さんのお力を」と協力を呼び掛けました。

[画像]受付の様子(32.9KB)

 同館の指定管理者アクティオ株式会社の共催としてライブの準備をしてきた千葉県生涯大学校こども食堂は、江戸川台駅西口にある同大学校東葛飾学園に通う、シニア学生らボランティアによって、毎月第3土曜日に「こども食堂」活動を続けています。当日は、配布物の準備、募金の呼び掛けから会場づくりに汗を流しました。同大学校は55歳以上の方が学ぶ県立の生涯学習の場です。

[画像]演奏の様子(23.8KB)

 ザ・サードコースト・ジャズオーケストラは、これまでも同館で東日本大震災被災地支援をはじめとするさまざまなチャリティーライブを行っており、今回は5年ぶりの開催となりました。
 当初は250席用意していましたが、開場前から多くの方が並ばれたことから280席に増やして開演。それでも会場に入りきれずに寄附だけされて帰られた方もいらっしゃいました。

[画像]演奏の様子(34.3KB)

 公演では「インザムード」やかつての深夜番組「11PM」のテーマ曲、アニメ「ルパン3世」のテーマ曲など誰にも馴染みがある曲が披露されました。バンドの皆さんが楽しそうに演奏する姿に観客も大いに盛り上がりました。アンコール曲の「シング・シング・シング」が終わっても拍手が鳴り止まず、アンコール曲を2曲演奏して大盛況のうちに幕を閉じました。
 

[画像]募金の様子(32.4KB)

 封筒に入れたお金と一緒に「被災地の一日も早い復興を心よりお祈りしております」というお手紙が添えられていたり、小学生が「演奏、すごかったね」と握りしめていた100円玉を入れてくださり、募金を呼び掛けていたボランティアの方々も思わず目頭を押さえる一幕も。この日、お寄せいただいた251,482円は、流山市の姉妹都市である能登町に、流山市を通じて全額送られました。


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