ページ番号1045096 更新日 令和6年3月15日
令和6年3月10日(日曜日)、森の図書館で「森流亭落語会」が開催されました。
今回の出演は、柏市出身で五代目圓楽一門会所属の真打の三遊亭とん楽さんと、同会所属の二つ目の三遊亭萬丸さんです。
「森流亭落語会」は、三遊亭とん楽さんに、二つ目さん、前座さんをご紹介していただき、平成26年から始まりました。初めての開催から10年経過した今回、初めて三遊亭とん楽さんに出演いただきました。
会場には、販売したチケットを手に50人以上の方が来場し、出囃子の音楽とともに開演となりました。
はじめ、三遊亭萬丸さんが「アンケートを取ります」と、観客に投げかけました。「2人で一席ずつの計二席と、2人で二席ずつの計四席の、どちらがいいですか」と多数決をとると、前者の方に決まりました。参加型で始まったため、場の空気が温まりました。
最初の演目は三遊亭萬丸さんによる「ふぐ鍋」でした。親しくしている旦那さんに呼ばれた男が、お酒やおつまみを振舞われていい気分になっていると、最後にふぐ鍋が出てきて毒見をさせられそうになります。毒見を押し付け合う軽快なやり取りを演じる萬丸さんの大きな声に引き込まれ、客席では笑い声や感心する声が上がっていました。
[画像]演目を披露する三遊亭とん楽さんの写真(24.2KB) 次の演目は三遊亭とん楽さんによる「目薬」でした。大工の男は目の病気になってしまい働けないので、奥さんに薬を買ってきてもらいます。しかし夫婦ともに難しい字が読めないため、薬のつけ方がわかりません。ようやく読めた「めじりにつける」という文字を誤って読んでしまったことで、とんだ大騒ぎになってしまいます。夫婦の掛け合いを演じるとん楽さんの表情やしぐさに終始笑い声が上がり、オチを迎えると大笑いと大きな拍手が湧き起こりました。
会場入口では、落語に関連する図書館資料が用意されており、開演前後に本やDVDを手に取る方の姿が見受けられました。参加した方は「あっという間の1時間でした。素晴らしいひとときを過ごせました」と感想を話してくれました。
森の図書館では、今後もさまざまなイベントを企画しています。詳細は、今後の広報ながれやまや森の図書館ホームページでお知らせします。
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