ページ番号1044867 更新日 令和6年2月22日
令和6年2月8日（木曜日）、生涯学習センター（流山エルズ）で「ハラスメントセミナー 女性のためのカウンセリング〜小さな声に耳を傾けて〜」（主催：男女共同参画室、企画運営：NPO法人パートナーシップながれやま）が開催されました。
講師は、暴力を受けた女性や子どもの支援に長年取り組んでこられた、NPO法人女性ネットSaya-Saya共同代表理事の松本和子さん。カウンセリングや電話相談における「聞き取ることの難しさ」について講師の松本さん自身の経験を話され、マイクを順番に回して参加者一人ひとりが「自分の気持ちを話すこと・相手の話に耳を傾けること」から講座は始まりました。
DVは「親密な関係」で起こるため、その実態は第三者には理解されにくいものです。さらに、被害者が加害者からマインドコントロールされていると、「相手を怒らせる自分が悪い」と思い込まされ、被害を警察に訴えるなどの行動につながりにくくなります。
［画像］講座の様子(38.6KB)松本さんは「被害者を責める社会から、暴力を自分事として捉え被害者に共感する社会になることで、多くの声が上がり、社会が変わっていきます」と話し、最後は「一緒に連携して暴力のない社会にしていきましょう」という力強い言葉で講座を締めくくりました。
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