ページ番号1044749 更新日 令和6年2月16日
令和6年2月11日(日曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で「第4回流山手話フェスタ2023」が開催されました。
市内の聴覚障害者団体である流山市デフ協会主催(流山市後援)の本イベントは、平成31年4月に施行した流山市手話言語の普及の促進に関する条例を広く市民の皆さんに知っていただき、手話が言語であることや聴覚障害者に対する理解と手話の普及促進を目的として行われるもので、令和元年から開催しているものです。
今年度は、2025年に開催される東京2025デフリンピックをテーマに映画上映や講演が行われました。
第1部の前半では「みんなのデフリンピック」というタイトルのショートムービーが上映され、後半には一般財団法人全日本ろうあ連盟の本部事務所長である山根昭治さんが講演してくださいました。
映像では、全国のデフリンピックに関わる方々が登場し、デフリンピックというものが耳の聞こえないアスリートの夢の舞台であることが、ご本人たちの言葉で知ることができました。
また、山根さんの講演の中では、ろう者やデフリンピックの歴史、東京2025デフリンピックへの想いについてのお話しがあり、東京でデフリンピックが開催されることの喜びとともに、開催されることにより更なる共生社会の実現を目指していきたいというお話しが印象的でした。
第2部では、デフリンピックに実際に参加された経験のある、元デフバスケットボール女子日本代表の鈴木裕加さん、現デフサッカー女子日本代表監督の仙波優菜さんのお二人がご講演してくださいました。
流山市在住である鈴木さんの講演の中では、参加されたデフリンピック台北2009について当時の写真とともにお話しがあり、デフリンピック開催による台北のまちの盛り上がりが感じられるとともに、アスリートの方がデフリンピックに参加することの大変さや、出場には多くの方の支えが必要であることについて知ることができる内容となっていました。
また、健聴者である仙波さんの講演の中では、サッカーを通じて耳の聞こえない方や他の障害のある方と接する中でのご自身の考え方の変化についてお話しがありましたが、スポーツを通して生まれるコミュニケーションにより、障害の有無や特性に関係なくみんなが楽しむことができるということが感じさせられる内容となっていました。
最後には、講演いただいたお三方に、流山市デフ協会の会長である小野寺夏樹さんを含めた4人でトークショーが開催されました。
トークショーの中では、山根さんから東京2025デフリンピック成功に向けた課題のお話しがある一方で、デフリンピックに出場経験のある鈴木さん、仙波さんからは、過去大会で困った経験や現地の方と楽しく交流されたお話しがありました。
皆さんの東京2025デフリンピック成功への強い気持ちを感じられるとともに、来年の東京2025デフリンピックが楽しみになる手話フェスタとなりました。
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