ページ番号1044376 更新日 令和6年1月16日
令和6年1月8日(祝日)、三輪茂侶神社で「ヂンガラ餅行事」が行われました。市指定無形民俗文化財となっているこの伝統行事は、男衆が餅を奪い合い餅の割れ具合により、その年の農作物の作柄を占うものです。今回も3年前から同様、感染症拡大防止のため、男衆による餅取りは形を変えて行われました。
[画像]写真:大太鼓の合図で行事が開始(60.5KB) 「ヂンガラ餅行事」は縁起がいい末広がりの「八づくし」で、8升の御神酒、8升の鏡餅(上3升、下5升の丸い重ね餅)、野菜や果物、海産物など8種類の供物が神前に供えられます。
拝殿に神社の氏子、昨年と今年の当番が集まり、大太鼓を合図に行事が始まりました。
諏訪神社の禰宜(ねぎ)・古谷さんにより、修祓(しゅばつ)の儀、献餞(けんせん)の儀、祝詞(のりと)奏上、玉串奉奠(ほうてん)などが、習わしにのっとり厳粛に執り行われました。その後、昨年と今年の当番が向かい合わせになり、当番の引き継ぎの「とう渡し」が行われます。「とう渡し」が終わると、いよいよ上半身が裸の男衆による餅取りです。しかし、今年も感染症拡大防止のため、拝殿内で当番の皆さんによる餅取りに変更されました。
[画像]写真:餅を柱にたたきつける様子(37.4KB)「わっせ! わっせ!」ともみ合いながら、拝殿の柱に餅を打ち付けると、餅をみごとに2つに割ることができました。割れた餅を手にした禰宜の古谷さんが「今年も豊作間違いなしでございます」と宣言すると、氏子の皆さんや見物客から大きな拍手が鳴り響きました。
[画像]写真:割れたヂンガラ餅を報告(41.4KB)三輪茂侶神社責任総代・松田佐一朗さんは、「新型コロナウイルス感染症は5類に移行しましたが、接触を伴う形での開催は、感染症拡大防止の観点などから、今一度検討していかなければならない状況です。市指定無形民俗文化財を守るためにできることを、この1年間でしっかり考えていきます」と語りました。
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