ページ番号1044253 更新日 令和6年1月11日
令和5年12月6日(水曜日)、スターツおおたかの森ホールで「流山市人権フェスティバル2023」が開催されました。このイベントは、令和5年12月4日〜10日の人権週間にあわせ、人権啓発活動の一環として行われているもので、今回は、流山市内在住で映画「福田村事件」の企画に協力した辻野弥生さんによる講演と当該映画の上映の2部構成で行われ、約350人と大勢の市民の方にお集まりいただきました。
会場内のホワイエでは、市内の小・中学生が「人権」についてさまざまな視点から捉え、原画として表現した作品のうち、千葉県子どもの人権ポスター原画コンテストにて入賞した作品を展示し、フェスティバルが始まるまで多くの来場者にご覧いただきました。
また、人権週間に合わせ、「北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示」として青いリボンを身に着ける「ブルーリボン運動」の一環として青いリボンを結びつけるホワイトクリスマスツリーを会場入り口に設置し、来場された方にリボンを結んでいただくとともに、募金活動にもご協力いただきました。
フェスティバルでは、初めに辻野弥生さんによる講演が行われました。講演の中では、「福田村事件」で起きた事件についてのお話のほか、映画でも描写されているさまざまな差別に対し、差別を行わないためには「強い自制心と学習」が必要だと訴えられ、来場された方々に人権についてしっかりと考えてほしいとお話しされていました。
[画像]映画上映(43.8KB) 辻野さんによる講演のあとは、映画「福田村事件」が上映されました。
映画を観た来場者の方からは、「イベントに参加して人権問題についての関心や理解が大変深まった」「人権週間だけではなく、常日ごろから「人権」についてを意識する生活環境が必要ではないか」といった感想が寄せられました。
今後も松戸人権擁護委員協議会流山部会は、引き続き各関係機関と協力しながら、皆さんの基本的人権が侵害されないよう、人権相談や啓発活動に取り組んでまいります。
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