ページ番号1044142 更新日 令和5年12月9日
令和5年11月30日（木曜日）、令和2年に行われた第96回箱根駅伝で総合優勝に貢献した鈴木塁人選手(青山学院大学卒)による講演会がおおぐろの森中学校で開催されました。鈴木選手は大学4年生の時に駅伝部主将を務め、第96回箱根駅伝では3区を担当し、当時の区間記録にあと6秒まで迫る好タイムを記録し、チームの総合優勝に貢献しました。
おおぐろの森中学校では、職業人としての生き方などを学び、生徒自らが生き方を考え、将来に対する目的意識を持たせることを目的に特別講座「プロフェッショナルに学ぶ」を行っています。
鈴木選手は、中学3年生の時に出場した東葛駅伝をきっかけに駅伝を始めました。青山学院大学へ進学した理由については「強豪である青山学院大学で、監督である原監督や一流の先輩ランナーから走り方を学び、私も箱根駅伝で活躍したいと思いました」と語り、厳しい環境にあえて身を置くことの大切さを生徒に伝えました。
［画像］講演会の様子(35.9KB)質疑応答の時間では、生徒から「試合本番で心掛けていること」や「辛いときのモチベーションの上げ方」など、具体的な質問が出ました。鈴木選手は「しっかり練習をやり切るようにすれば本番は落ち着いて臨めるようになると思います」「私自身も、けがをして大会に出られない時期があり、辛い思いをしましたが、けがをした時こそ落ち込まず、別のモチベーションを見つけるよう意識しました」などと、一つ一つ丁寧に答えていました。
［画像］部活の様子(64.6KB)講演後は、運動場で陸上部の指導を行いました。練習前のストレッチ方法を指導した後に、生徒と一緒に1,000メートルを走りました。プロのランナーと走る貴重な体験をした陸上部員からは「走り方を学べて良かったです」「私も鈴木選手のようになりたいです」と笑顔で感想が寄せられました。
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