ページ番号1043903 更新日 令和5年11月10日
令和5年10月29日(日曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で「第68回流山市文化祭」の一環として、流山市文化協会俳句部(流山俳句協会)主催「俳句大会」が開催されました。
今年は俳句愛好家102人の参加があり、1人2句の合計204句の投句がありました。
選句に先立ち流山俳句協会会長の北川昭久さんから、「近代の流山の俳句」と題し、講話がありました。明治から大正にかけ、当時を代表する文化人の支援者でもあり、自らも文化芸術に才能を発揮した事業家、秋元酒汀をはじめ、江戸時代から脈々と続いてきた流山在住の粋人文化は参加者を魅了していました。
[画像]俳句大会の様子3(51.7KB) 会場の参加者で入選句を選ぶ選句では、さまざまな心象、情景を表現した作品に、皆さん悩みながら入選句を選びました。
結びに、北川会長を含む選者の皆さんにより、さまざまな観点からの講評があり、あらためて俳句の奥深さ、楽しさを感じる大会となりました。
大会の結果は以下のとおりです。(敬称略)
市長賞「AIと縁なき暮し秋刀魚焼く」(金井照子)
市議会議長賞「てにをはに迷ふ推敲夜長し」(山崎純子)
教育長賞「日の斑踏みどんぐりを踏み森に入る」(徳永政代)
俳句協会長賞「もう好きに生きていい歳ちちろ鳴く」(浜田信子)
五位「金木犀路地は記憶の吹き溜り」(茶谷静子)
六位「柔道着銀河へ干して眠りけり」(吉田淑子)
七位「百薬の一つに秋の空気かな」(田中春雪)
八位「悲しみは喪の明けてより石蕗の花」(永田くみ子)
九位「子らもまた花になりたる花野かな」(松本玲子)
十位「結界は人の決めごと星月夜」(鈴木弘子)
【最高得点句賞】
「もう好きに生きていい歳ちちろ鳴く」(浜田信子)
流山市文化祭は11月19日(日曜日)まで開催しており、芸能発表や各種行事、作品展などが行われています。ぜひ、足をお運びください。
文化祭についてのお問い合わせは生涯学習課(電話04-7150-6106)まで。
※文化祭の詳細については下記ホームページをご覧ください。
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