ページ番号1042839 更新日 令和5年7月28日
令和5年7月8日(土曜日)・17日(祝日)に、「森の保全活動ボランティア講習会」が開催され、9名の方々が参加しました。
講師は、千葉大学大学院園芸学研究科教授・柳井重人さん、里山ボランティア流山会長・生方康之さん、NPOさとやま理事長・岡田啓治さんに務めていただきました。
1日目の講座では、おおぐろの森中学校での講義と、大畔の森でのフィールドワークが行われました。
午前の講義では、市職員から市の取組についての説明を行い、その後、柳井さんによる講義が行われました。他市の里山の活用事例を交え、里山の活動を通じて広がるコミュニティの輪が地域社会の社会貢献につながることを学びました。
午後に行われた大畔の森でのフィールドワークでは、生方さんの案内で森を散策しながら、保全活動についての話がありました。散策後は、保全活動で発生する竹を用いて、竹ランタンなどの竹細工づくりに挑戦しました。
2日目の講座は、おおたかの森センターでの講義と、県立市野谷の森公園予定地でのフィールドワークのほか、参加者同士でグループディスカッションを行いました。
岡田さんによる講義では、市野谷の森の歴史や今後の保全の課題についてスライドを用いて説明がありました。講義後の県立市野谷の森公園予定地内の散策では、森の現状を確認しました。
散策後は、里山を守るために必要なことをテーマにグループディスカッションを行いました。参加者は2つのグループに分かれ、ディスカッションを行った後、各グループの代表者が発表を行いました。発表では、「里山の地形や性質にあった保全を行う」「全国各地にある里山のネットワークがあるといい」「保全には若い世代の力が必要、若い世代にも啓発活動を行うべき」といった、さまざまな視点から意見が出ました。2日間の講座を通して、流山市のみどりの現状を知り、保全について考えるきっかけの場となりました。
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