ページ番号1041630 更新日 令和5年4月14日
令和5年3月18日(土曜日)、森の図書館で「森の図書館教養講座 やさしい古文書(こもんじょ)入門」が開催され、24人の方が受講しました。平成25年5月から始まった当講座は、年に6回の開催で短い文章を読み解いていましたが、平成31年からは連続講座として長文にも挑戦しています。
[画像]令和5年3月18日、森の図書館で「森の図書館教養講座 やさしい古文書入門」が開催されました。(39.8KB)講師は、江戸時代・明治時代の古文書(こもんじょ)関係の書籍の編集を手掛けている、東京堂出版編集長の小代渉(おじろわたる)さんです。江戸時代に書かれた毛筆のくずし字を読むためのコツを、分かりやすく楽しく解説してくれるため、受付当日には参加申込枠がほぼ満員になってしまうほどの人気講座です。
[画像]令和5年3月18日、森の図書館で「森の図書館教養講座 やさしい古文書入門」が開催されました。(54.0KB)昨年度は、次の3つを題材にして講義が行われました。1つめは時代劇でおなじみの「遠山の金さん」こと、遠山左衛門が書いた子どものおもちゃ価格の高騰に対する対処のお願いについて、2つめは90歳以上の高齢者を対象にお米を配りたいという申し出について、3つめは外国からの脅威が迫るなか博識で国防のために必要な者を恩赦すべきかどうかの調査結果をまとめたものについてです。それぞれ現在でもニュースになるような内容で、とても親しみやすい内容となっていました。
[画像]令和5年3月18日、森の図書館で「森の図書館教養講座 やさしい古文書入門」が開催されました。(40.9KB)小代(おじろ)先生は「古文書(こもんじょ)を読めるようになりたかったら、なるべく毎日、古文書(こもんじょ)やくずし字を見るようにすることが大事です。何度も見て、辞書を引いて経験を積むことで、文字にすら見えないくずし字がだんだんと見えてくるようになります」とお話しされました。古文書(こもんじょ)は硬い文章と思われがちですが、講座で読まれる文章は興味を持ちやすい内容が多く、和やかな雰囲気のなか、講義後には、先生を囲んで質問をする受講者の姿も多くみられました。
[画像]令和5年3月18日、森の図書館で「森の図書館教養講座 やさしい古文書入門」が開催されました。(54.1KB)古文書(こもんじょ)講座は、令和5年度も森の図書館で3回連続講座を3回開催します。詳細は、広報ながれやまや森の図書館ホームページでお知らせします。お問い合わせは、森の図書館 (電話04-7152-3200)まで。
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