ページ番号1040614 更新日 令和5年3月9日
令和5年3月2日(木曜日)、森の図書館で教養講座「絵本で子育て コミュニケーションのヒント」が開催され、新型コロナウイルス感染拡大防止のため検温、消毒、マスクの着用などの対策をとりながら、小さいお子さん連れなど6組の方が参加されました。図書館を利用される方の中には、家庭でお子さんに読み聞かせをするために絵本や紙芝居を探しに来る方や、読み聞かせに興味をお持ちの方が多くいます。森の図書館では子どもの読書活動推進計画の一環として、読み聞かせを行っている方や今後行う予定の方に向けた読み聞かせ講座を定期的に開催しています。
[画像]令和5年3月2日、森の図書館で教養講座「絵本で子育て コミュニケーションのヒント」が開催されました。(17.8KB)講師は、絵本講師・養成講座を修了され、森の図書館のイベントの一つ「あかちゃんごろーんあーと撮影会」も担当されている秋山優美さんです。講座では、絵本の定義や読み聞かせ方法など、絵本を介した親子のつながりについてのお話しがあり、参加者の方々はメモをとるなどして熱心に聞いていました。また、秋山さんは読み聞かせの注意点として、「質問をしない・絵の説明をしない・繰り返しを拒まない・あきらめない・義務にしない」の5つを挙げて、絵本を通じて子どもとコミュニケーションをとることや、心と心のつながりが大切だとお話しくださいました。
[画像]令和5年3月2日、森の図書館で教養講座「絵本で子育て コミュニケーションのヒント」が開催されました。(17.7KB) さらに、絵本選びに困った場合は「成人式を迎えた絵本を選ぶ」、つまり20年読み続けられている絵本を選ぶと良いというアドバイスもありました。
また、講座の途中で、秋山さんによる絵本の読み聞かせの実演が行われました。実演に選ばれた本は、「あかちゃんのうた」(童心社)「まるまるまるのほん」(ポプラ社)「くだもの」(福音館書店)「おかえし」(福音館書店)の合計4冊です。「くだもの」では、本物そっくりに描かれている果物の絵に、聞いていた男の子から「おいしそう」と声があがりました。
[画像]令和5年3月2日、森の図書館で教養講座「絵本で子育て コミュニケーションのヒント」が開催されました。(18.8KB)
最後に、森の図書館の児童書担当スタッフによる絵本の紹介が行われました。赤ちゃん絵本・物語絵本・昔話絵本・知識絵本など、さまざまなジャンルの絵本が紹介されました。スタッフは、子どもの頃に好きだった絵本や、子育てを通して感じたことなどを交えて、それぞれの絵本の内容や魅力、絵本から学べることなどを話していました。講座終了後には、参加者からさまざまな質問があり、秋山さんと図書館スタッフが丁寧に答えていました。
[画像]令和5年3月2日、森の図書館で教養講座「絵本で子育て コミュニケーションのヒント」が開催されました。(17.4KB)講座終了後には、会場に展示してある本や秋山さんが読み聞かせをしてくださった本を借りていかれる参加者もいて、皆さん大満足の様子でした。
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