ページ番号1040445 更新日 令和5年3月3日
令和5年1月28日(土曜日)、スターツおおたかの森ホールで、令和4年度流山市民活動団体公益事業として、流山高齢者安心ネット(代表・楠山栄子さん)主催による認知症医療最前線の講演会が開催されました。「ここまでわかった 認知症予防の実際」と題し、筑波大学名誉教授であり、メモリークリニックお茶の水、メモリークリニックとりで院長の医師・朝田隆さんを講師にお迎えし、講演していただきました。
[画像]伊崎市長による挨拶(12.7KB)今回の講座は満員になるほど人気な講座となり、500人の参加者に検温、消毒、マスク着用など感染症対策や手荷物検査にご協力いただき、開催されました。主催団体のスタッフによると、「申し込みは、広報ながれやまに告知が掲載された後、早々にいっぱいになり、多くの方にお断りしなければなりませんでした。会場も満席になり、これはまさに、市民の認知症に対する関心の高さを示していますね」とのことでした。
[画像]齋藤法務大臣による挨拶(13.9KB)井崎市長、齋藤健法務大臣からの挨拶もあり、行政の関係職員の登壇もありました。第1部は「一緒に考えよう!認知症あれこれ」というテーマで、パネリストとして中部地域包括支援センターのセンター長や介護施設の施設長、介護経験者などの実践報告を聞き、登壇された市民の方からの質問をしてもらいました。
[画像]楠山氏による進行(16.4KB)第2部は、医師・朝田隆さんに「ここまでわかった認知症予防の実際」をお話しいただきました。人を褒めることが認知症の予防につながるそうです。また、MCI(軽度認知症)の人は4年以内に5割が認知症へと進行するという専門機関の調査結果がありますが、予備軍から正常に戻りやすい条件として、運動習慣と好奇心の強さがカギとなるそうです。薬については、根本治療薬(疾患修飾薬)が令和5年、日本で承認される可能性についても言及していました。
[画像]市民の高い関心(43.7KB)最後は、参加者からの質問に先生が丁寧にお答えくださり、「流山に先生のクリニックを作ってほしいです」という要望には会場から拍手が起こりました。さらに、「行政の認知症対策はどのようなものか」という質問に対しては、流山市伊原健康福祉部長が登壇し、行政としての方針が説明され、市民と行政の距離がぐっと縮まった場面でもありました。参加者からは、「朝田先生のお話は分かりやすく、とてもためになりました」「有意義な講演会でした。私は「まあいいか」と諦めたり怠けたりすることがよくあるので、気を付けて何事も頑張りたいと思いました」「各方面からのお話は、知らない事が随分あって、参考になりました」「流山の高齢者は凄いです。あんなに大勢の方が講演を聞きに来るのですね」などの感想がありました。
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