ページ番号1039628 更新日 令和4年12月13日
令和4年12月3日(土曜日)、流山市文化会館で「流山市人権フェスティバル2022」が開催されました。イベントは2部構成で行われ、1部では映画「めぐみへの誓い」の上映。2部では、同映画の監督である野伏翔さんによる講演が行われました。
流山市は2004年に公的機関として全国で初めて横田さんご夫妻を招いて講演会を開催しました。これをきっかけとして、毎年12月の人権週間に合わせ、「北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示」として青いリボンを身に着ける「ブルーリボン運動」の一環として青いリボンを結びつけるホワイトクリスマスツリーを設置しており、会場の入り口では、来場された方にリボンを結んでいただくとともに、募金活動にもご協力いただきました。
また、会場には千葉県子どもの人権ポスター原画コンテスト入賞作品の展示が行われました。流山市内の多くの小中学生が人権について、様々な視点から考え、原画として表現してくれており、フェスティバルが始まるまでの間、多くの来場者が原画を眺めていました。
[画像]野伏監督講演(20.7KB)フェスティバルでは、初めに映画「めぐみへの誓い」が上映されました。この映画は、13歳で北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを中心に、多くの拉致被害者やそのご家族の苦悩と愛の闘いを描く作品です。そして映画上映後、同映画の演出・脚本を手がけた野伏翔監督による講演が行われました。北朝鮮拉致被害者やそのご家族を取り巻く環境についてのお話をいただき、来場者の方からは「人権という言葉を漠然と捉えていたが、本日の映画や講演を聞いて、身の回りで何かできることはないかを考えようと思う」といった感想が寄せられました。
[画像]人権まもる君・あゆみちゃん(13.9KB)2002年に北朝鮮による拉致被害者5人が帰国して今年で20年となりますが、まだ多くの拉致被害者が北朝鮮に残されており、ご家族の方は一日も早い帰国を目指し、懸命に活動を続けています。そして、問題解決には、一人でも多くの方に拉致被害について考えていただくことが重要となります。松戸人権擁護委員協議会流山部会では、今後も引き続き、皆さんの基本的人権が侵害されないよう、人権思想についての普及・高揚に努め、講演会や啓発活動を行ってまいります。「人権について、皆さんも一緒に考えてみませんか」
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