ページ番号1039394 更新日 令和5年12月25日
令和4年11月12日(土曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で「謡曲と仕舞の会」が行われました。
謡曲は、能を舞のない声楽で表現したもので、仕舞は、能の一部を面や装束をつけず謡を伴奏に舞うものです。
同会は祝いの小謡である「四海波」を多くの人で謡う連吟で始まり、地謡と呼ばれる多くの謡い手をバックに主役のシテや進行役のワキが謡う素謡や扇を持って舞う仕舞が次々に披露されました。
「高砂」の連吟では、舞台上の謡いに合わせ、来場した観客も一緒に謡う体験が行われ、観客たちは独特な節回しの難しさを味わっていました。
また、和と洋の融合と題し、洋舞部のクラシックバレエを取り入れた「班女」の演目が披露され、鼓や笛、謡が響く中、仕舞としてのシテ「花子」と、バレエの「花子」「少将」「里人」が代わりながら舞い、もの悲しさからの大団円につながる話に華を添えました。
当日、会場には能についての解説パネルや、能面、楽器などの展示も行われ、正式な演能では、神物、男物、女物、狂物、鬼物と演じられる順番が決まっていることや、能の歴史なども解説されていました。
[画像]流山市文化祭の様子(49.6KB)11月13日(日曜日)には、詩吟部による「第63回吟詠大会」が開催されました。開会式では、有朋会の代表・岡村神禅さんが「コロナ禍が続く逆境にあっても、泰然自若の精神を養いたいものです。本日は一同に会して開会できることに心より感謝申し上げます」と開会の言葉を述べられました。
[画像]流山市文化祭の様子(44.1KB)参加団体は、流山吟詠会、洸祥流、韻の会、関心流、精和会、神松会、有朋会の7団体。会員吟詠では、構成吟をはじめ52吟題が吟じられました。特別ご招待剣舞・吟詠では、久木田静星先生と坂内浩先生による剣舞「本能寺」のほか、大田錦虹先生、田川昌央先生、森戸芳玉先生による吟詠が披露されました。
[画像]流山市文化祭の様子(42.0KB)結びは、参加団体の代表などによる構成吟「もののふ物語」。神松会の代表・山本神松さんのナレーションに導かれながら、「屋島懐古」、「壇ノ浦夜泊」、「しずやしず」、「鎌倉懐古」、「大楠公」、「楠公を詠ず」など12吟題が吟じられると、約100人の来場者から大きな拍手が送られました。
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