ページ番号1039389 更新日 令和4年11月19日
令和4年11月6日(日曜日)、東部公民館で「流山市民将棋大会」が開催されました。アマチュア四段以上のA級とアマチュア三段以下のB級に分かれ行われた本大会は38人の参加者が覇を競いました。今大会のルールは持ち時間25分のチェスクロック方式が採用され、持ち時間を使い切るとその後は1手30秒以内となりました。その後、予選リーグを勝ち上がった参加者が決勝トーナメントで順位を争います。
決勝戦の対局は先手が居飛車、後手が振り飛車の四間飛車に構え、立石流四間飛車のように進みました。徐々に居飛車の長考が増えて、時間が無くなる形で差が大きくなります。持ち時間も余裕があり、当初は振り飛車側が優勢かにも思えましたが、30秒の秒読みの中で先手の居飛車が盛り返していきます。一進一退の終盤戦の攻防にギャラリーは固唾をのんで見守ります。最後は後手玉に詰みが生じ、先手勝ちとなりました。
[画像]A級で優勝した佐藤静治さんのコメント(38.6KB) A級で優勝したのは佐藤静治さん。佐藤さんは「久しぶりの優勝で、また、このような大きな大会で優勝できてうれしいです。五段同士の対局ではすべて先手を引けて振り駒の運もよかったです」と話していました。また、準決勝、決勝ともに持ち時間が相手よりも早く無くなり、時間的に苦しい戦いを強いられたことについては、ご自身が終盤型であり、いつも時間が無くなってしまうと笑いながら話していました。
A級優勝の佐藤さんをはじめ、B級優勝の篠塚さん、それぞれのクラスの入賞者には日本将棋連盟から賞状が贈られました。今大会について、流山市文化協会将棋部部長・渡邊さんは「2年ぶりの大会で、新型コロナウイルス感染症の影響で空白期間が生まれ準備が大変でしたが、無事に開催できてよかったです」と安心した表情で話してくださいました。
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