ページ番号1039033 更新日 令和4年10月20日
令和4年9月28日(水曜日)、文化会館で令和4年度「流山市青少年主張大会」が開催され、市内の中学生10人と高校生3人が出場しました。
青少年主張大会は、昭和60年度から始まり、今年で37回目を迎える歴史のある大会です。一昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、昨年度は無観客開催となったため、今回は3年ぶりに有観客での通常開催となりました。
この大会は、成長期にある青少年が、日ごろ考えている抱負や意見などを発表し、同世代をはじめ、一般の方々に広く訴えることにより、青少年自身が社会の一員としての自覚や責任感に目覚め、自らの目標を持ち、それに向かって努力することの重要性と青少年の果たすべき役割を認識するとともに、一般の方々の青少年健全育成に対する理解と関心を深めようと開催しているものです。
[画像]井崎市長のあいさつ(31.4KB) 開会式では、井崎市長と森市議会議長、田中教育長からそれぞれ激励の言葉が送られ、武田県議会議員からは祝電が寄せられました。
始まる前こそ緊張した面持ちだった発表者の皆さんでしたが、いざ壇上に上がると、約450人の観客を前に練習の成果を十分に発揮し、熱意ある発表を披露。会場からは、惜しみない拍手が送られました。
今年の発表作品は、個性や自分らしさについて考えたことや、ペットの死をもって感じた命の重さ、自身の経験から国際問題について思うこと、違いを認め合うことの大切さ、将来の夢や抱負など、いずれの主張も物事を真剣に見つめ、前向きな意欲にあふれたものでした。
[画像]審査の様子(49.6KB)発表は、9人の審査委員によって、論旨や発表態度、説得力などの観点から評価され、中学生の部では、おおたかの森中学校3年の朝日悠貴(あさひ はるき)さんが、高校生の部では、流山高等学校2年の内海文陽(うちうみ ふみや)さんが、それぞれ最優秀賞に選ばれ、西初石中学校3年の小田倖央(おだ ゆきな)さんが優秀賞を、おおぐろの森中学校3年の西村香凛(にしむら かりん)さんが優良賞を受賞しました。
[画像]朝日さんの主張の様子(34.4KB)中学生の部で、最優秀賞を受賞した朝日さんは、「個性という宝物」と題し、自身の吃音について悩みながらも自らの思いを発信し、周囲の理解をきっかけに、吃音を個性として受け入れることができた経験を語り、違いを否定せず、寄り添い合うことの大切さを訴えました。
[画像]内海さんの主張の様子(35.7KB)高校生の部で、最優秀賞を受賞した内海さんは、「将来の夢〜花農家として生きていく覚悟〜」と題し、実家の花農家を継ぐ自信がなかった自分が高校での勉強を通して自信を付け、次第に自身の気持ちを父親に伝えられるようになったことに触れ、将来の夢と決意を語りました。
[画像]山本審査委員長の講評(33.5KB)表彰式の講評では、山本正子審査委員長から、「一人一人の主張は、それぞれが素晴らしく、大変私たちの心に響くものでした。今回、出場された皆さん、この主張が終わるまで、心身共に大変なことだったと想像いたしますが、この経験は、今後、皆さんが大変な時に、やればきっとできる力の原動力になると信じています」と言葉が送られました。
[画像]記念写真(59.0KB)最優秀賞の朝日さんと内海さんの発表作品は、下記で公開しています。ぜひ、ご覧ください。
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