ページ番号1037425 更新日 令和4年9月9日
令和4年7月23日(土曜日)、8月11日(木曜日)・28日(日曜日)の3回にわたり、初石公民館で「夏休み親子陶芸教室」を開催しました。初回の7月23日は1キロの粘土からの作陶を行いました。講師は、流山市出身で栃木県益子町在住の陶芸家、冨野博司さんを含め、3人の先生がご来館くださいました。
ひもを作って、それを渦巻き状にして立体的にしたり、板を作ってそれを組み合わせたり、いろいろな方法を教えてもらい、自由に作品をつくりました。中にはろくろに挑戦する人もいました。
第2回目は絵付けと、釉薬(ゆうやく)掛けです。1回目の作品が素焼きされ、その上に絵具を使って絵付けをしました。下書きは素焼きの上に直接鉛筆で書きます。鉛筆で書いた線は、本焼きで消えてしまうそうなので安心して下書きができます。素焼きの表面が絵具の水分を吸い込むので、なかなか思うようにいきませんでした。また、立体的な物に絵を描くのは、慣れていないので苦労してる様子でした。
[画像]制作の様子(28.2KB) 先生が用意してくれた釉薬(ゆうやく)は4種類、黒、白、透明、茶色でしたが、どれを見てもそんな色になるようには見えませんでした。絵付けをした上に釉薬をかけると、すべてが隠れてしまい、少し不安になります。先生を信じて焼きあがりを期待しました。手を汚しながら苦労して釉薬(ゆうやく)を掛けました。
最終回の8月28日に、焼きあがった作品が届けられました。栃木県益子町の窯で、1240℃で16時間かけて本焼きされ、3日間かけて冷やされた作品と対面しました。本焼きすると15%から20%体積が小さくなり、「あれっ!」という声が聞こえました。釉薬(ゆうやく)のおかげで、艶の出た仕上がりは期待以上でした。先生からの講評の後、作品と一緒に記念写真を撮り、大切に梱包して持ち帰りました。
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