ページ番号1036638 更新日 令和4年7月1日
令和4年6月9日(木曜日)、中央消防署で「知識、技術を確認するとともに救助技術の伝承を目的とした訓練」が行われ、新規採用職員を含む中央消防署の職員10人が参加しました。
今回の訓練では、今年度購入した訓練人形「ホースマン」を活用。ホースマンは、成人男性を想定し67キログラムの重さで作られた救助訓練に使用される人形で、砂と水を詰めたペットボトルを使用することで重さも自由に変えられます。これまでの人形と比べて40キログラムほど重いホースマンを使用した訓練は、実際の火災現場が想定でき、充実した訓練となりました。
また、携帯電話などの通信機器をホースマンの内部に入れることで、情報の聞き取りといった内容を訓練の中で自然に実施することもでき、これまでよりも内容の濃い訓練となりました。
消防職員は市民の安心・安全を守るため日々自己研鑽に努め、新たな知識・技術の向上を目指しています。ホースマンの導入は、今回行った火災現場を想定したものだけでなく、交通事故や各種救出訓練などの要救助者役としても活用でき、日々の訓練に幅を持たせることにつながりました。今後も多種多様な災害現場で迅速に活動ができるよう、消防力の向上に努めていきます。
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