ページ番号1036233 更新日 令和4年5月24日
令和4年5月4日のみどりの日に、森のまち広場(流山おおたかの森駅南口都市広場)で流山グリーンフェスティバル2022が開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となったこの花と緑の祭典には、「都心から一番近い森のまち」を都市イメージとしている流山市を知ってもらい、市外の方からは「住みたいまち」、市内の方には「住み続けたいまち」と思ってもらえるよう「再出発」の意味が込められています。
[画像]おとちゃん(左)うたちゃん(右)(40.2KB)3年ぶりに行動制限がないゴールデンウイークということもあり、市内外から多くの方が来場されました。松戸市から愛犬のおとちゃん・うたちゃんとお越しの高橋さんは、会場が花と緑に囲まれているのを見て、「流山市のイベントにはよく来ていました。ようやく開催されたイベントに来てみましたが、お花がとてもきれいですね」と笑顔で話していました。
[画像]佐藤さんペア(76.2KB)ドッグファッションショーに出場された市内在住の佐藤さんは、愛犬のななくん(2才)とおそろいのボーダー柄のコーディネートでレットカーペットを歩きました。佐藤さんは「普段から蚊よけのために、洋服を着ることもあります。3年ぶりに活気があってとても楽しかったです」と話していました。
[画像]様々なワークショップ(152.5KB)
春らしいドッグファッションショーのほか、緑や花、エコ、ニューノーマルをテーマとしたお店が多く立ち並びました。たくさんのお店が立ち並ぶ中、色とりどりの花を生かした、花束アレンジ、花文字やお花インテリア、春のフラワー時計、ドライフラワーのアレンジメントなど多くのワークショップがあり、子どもだけではなく大人も楽しんでいました。ワークショップが大好きという市内在住の平井結菜ちゃんは参加したいものが多いと楽しそうに迷っていました。
[画像]「Flower Dance」(43.2KB)フラワーロスを減らしたいと出店された「Flower Dance」のオーナー・三田真維さん、花育いけばな講師・原麻衣さん。フラワーロスとは、切立てでまだまだ新鮮な花々にも関わらず、市場に規格外という理由で出荷されずに捨てられてしまう花のことをいいます。フラワーロスゼロを目指して移動販売をし、企業や家の玄関先の装飾、花育活動を行っている「Flower Dance」では、今回母の日に合わせて花束アレンジのワークショップを行いました。このワークショップは、花育の一環で、「どうやって生けよう」と自分で考え、一度切ったら形を戻すことのできない花々を切る判断力、花と向き合う観察力、集中力および非認知能力に結び付き、脳の活性化にもよいそうです。
[画像]「Flower Dance」のワークショップ(23.0KB)「Flower Dance」のワークショップに参加された市内にお勤めの小関さんは、実際にできあがったピンクや黄色、オレンジの花束を前に、「フラワーロスのことは知りませんでした。規格外の花でもきれいにできました」と満足そうでした。
[画像]「Lapin-Ange」(36.2KB)花文字やお花インテリアを出店していた「Lapin-Ange」では、福を呼び込む花絵が800円というお手頃な価格で販売されており、幸運を呼ぶガラスで作られたインテリアのサンキャッチャーが太陽の光を浴びてきらきらと輝いていました。また、「Lapin-Ange」の小林千鶴さんは昨年10月、フランスのルーブル美術館に出展し、今年5月26日〜30日、上野の森美術館で展覧会を行います。
[画像]JAPRE(37.0KB)さらに、手指消毒が生活の一部となった現在、「ニューノーマル」のテーマにふさわしい「JAPRE」の「ナチュラルハンドケアフォーム」は、小さいお子さんや肌の弱い方向けにつくられ、ヨモギ、イタドリやカキの葉を素材にした環境と人にやさしい商品として紹介されていました。スタッフであり市内在住の鈴木優子さんもささくれがよくなったと話しました。
[画像]株式会社SunShine Delight(34.2KB)その他にも株式会社コーセーと株式会社SunShine Delightによる太陽の下で安心して暮らせる環境作りを呼びかけるブースもあり、環境が人にもたらす害について考えるきっかけの場としてにぎわっていました。株式会社SunShine Delightの代表取締役・伊藤瑛加さんは、農業者の母親が炎天下の中ビニールハウスで野菜を栽培している中、地面からの紫外線の反射光で肌が荒れた経験を持っており、それをきっかけに紫外線対策を考え、小さいお子さんでも使いやすい日焼け止めや絵本・「ぬりぬりの歌」など工夫をこらした呼びかけをしました。
[画像]カラフルなカップケーキ(27.6KB)花々だけではなく、「フルーツパーラ ルーチェ」のインスタ映えするフルーツサンドイッチや「カップケーキ バギー」のカラフルなカップケーキなど色鮮やかな食べ物も並びました。「カップケーキ バギー」の開業のきっかけは、アメリカ出身のご主人が日本であまりみないカップケーキを日本でも広めたいという気持ちからだそうです。現在はオンラインのみで販売していますが、いつかは流山にお店をもちたいと話していました。味もコットンキャンディーの甘さがありつつも、しつこい甘さはなく、しっとりした生地で見た目のかわいさだけではなく味もおいしいカップケーキです。
[画像]まちみんの商品(89.5KB)地域の産品を学び、商品をつくりながら、まちをみんなで作る活動の大切さを語るのは、「machimin」の」オーナー・手塚順子さん。手塚さんから紹介していいただいた商品の中には、小学5年生が作った流山鉄道の車両の初代から3代目にわたる絵葉書があり、大人より詳しく地元の鉄道について知っている小学生が作った絵葉書は驚きの質の高さでした。また、みりんのお菓子も並び、流山「らしさ」が際立つ出店でした。
[画像]花と野菜の苗の販売(31.2KB)最後に、花絵に使用された約3,000個の花々の苗は、解体され、15時より日日草、サルビア、松葉ボタン、マリーゴールド、ラベンダーやキュウリ、ナス、パプリカ、トマトなど1個50円で販売されました。森の広場を囲うように長蛇の列ができ、数人ずつ苗を選びました。22個の苗を買った市内在住の女性に、どうやってこの量を持って帰り、どこに置くのか聞いたところ、「こんなにもたくさんの量を安く買うことができました。頑張って自転車で持って帰ります。家の庭でガーデニングするのが楽しみです」と話してくれました。花苗販売のボランティアに参加していた市内在住の中原明希翔くん(4歳)も、「日日草が好きです」と嬉しそうでした。花々に多く囲まれた今回のグリーンフェスティバルは、ニューノーマルというテーマに見合った花と緑のマルシェでした。
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