ぐるっと流山 森の図書館教養講座


ページ番号1035554  更新日 令和4年4月9日


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 令和4年3月19日(土曜日)、森の図書館で「森の図書館教養講座 やさしい古文書入門」が開催され、新型コロナウイルス感染拡大防止のため検温、消毒、マスクの着用などの対策をとりながら22人の方が受講されました。平成25年5月から教養講座として始まった古文書講座は、当初年に6回の開催で短い文章を読み解いていましたが、平成31年からは連続講座となり、長文にも挑戦しています。講師は、江戸時代・明治時代の古文書関係の書籍を主に手掛けている、東京堂出版編集長の小代渉さんです。

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 江戸時代に書かれた毛筆のくずし字を読むためのコツを、分かりやすく楽しく解説してくれるため、年々申し込みされる方が多くなっています。新型コロナウイルスの影響もあり一時期は開催が中止や延期となっていましたが、一回の参加人数を50人から30人に減らし、代わりに同内容を2つの日程に分けて行うなど、対策を行うことで開催できるようになりました。講座の形が少し変わった今も受講者の数は変わらず、受付当日に合計60人の参加申込枠がほぼ満員になってしまうほどの人気講座です。

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 今年度は、茶屋で行われている無許可の医療行為に対する取り締まり、そして長屋に住む宗教関係で工事をしている人のご近所トラブルなどがあったことを人々に知らせる3つの町触(まちぶれ)やその書案を題材に講義が行われました。古文書は硬い文章と思われがちですが、講座で読まれる文章は興味を持ちやすい内容が多く、和やかな雰囲気の中受講者からは「案外今も昔もやっていることは変わらないんですね」という声が上がりました。

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 小代先生は講座で毎回「古文書を読めるようになりたかったら、なるべく毎日古文書やくずし字を見るようにすることが大事です。何度も古文書を見て、辞書を引いて経験を積むことで、読み解く上で目印となる字を見つけたり、文字にすら見えないくずし字がだんだん見えてくるようになります」とおはなしされます。また、「間違っても全然大丈夫。」という言葉を受け、講座では小代先生の問いかけに対し受講者から積極的に返答がありました。

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 古文書講座は、令和4年度も森の図書館で開催します。次回は5月に開催予定です。詳細は、広報ながれやまや森の図書館ホームページでお知らせします。お問い合わせは、森の図書館(電話04-7152-3200)まで。


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