ページ番号1034322 更新日 令和4年3月4日
令和4年2月24日(木曜日)、中央図書館でNPO法人ながれやま栞の皆さんと中央図書館の共催で「大人のためのおはなし会」が行われました。NPO法人ながれやま栞は、市内図書館や学校などで読み聞かせを行っている団体です。「大人のためのおはなし会」は、中央図書館では初めての試みで、新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、12人の大人の方が絵本や紙芝居、素話を通しておはなしの世界を楽しみました。
[画像]手遊びゆらりゆらり(36.9KB) 「ろうそく ふ?、もうひとつ ふ?、これから はじまる おはなしかい」の歌でおはなし会が始まりました。言葉遊びが楽しい絵本「こんにちワニ」、宮沢賢治の絵本「ざしき童子(ぼっこ)のはなし」、科学絵本「おかしなゆき ふしぎなこおり」と続き、「ゆらりゆらり」と体全体を動かす手遊びを参加者全員で楽しみました。
そして、語り「小鳥になった美しい妹」です。語りは、ストーリーテリングとも言われ昔から子どもから大人まで様々な年齢層に楽しまれています。絵本の読み聞かせと違い、耳から入ってきた言葉のみで頭の中にどんどん物語の世界が広がっていくのを楽しみました。
休憩を挟んで、図書館で所蔵している「藤田浩子のおはなしの小道具」を使った「コートのおはなし」です。そして、版画の絵が美しい大型絵本「きたきつねのゆめ」に続き、再び語り「かしこいグレーテル」でおはなしの世界へ。
[画像]紙芝居(28.7KB) 最後の演目、戦時中の話を題材にした、紙芝居「むらいちばんのさくらの木」は拍子木に合わせて参加者の拍手で始まり、話し手の巧みな話術により引き込まれていきました。
参加された方からは「語りがとてもよかった」「読み手の方々のお人柄がにじみでるようなほっこりとしたとてもあたたかいおはなし会でした」「目を閉じて聞かせていただくと物語の情景が浮かんできました」と好評を声をいただきました。来年度も、6月と10月に大人のためのおはなし会を開催する予定です。詳細は広報ながれやまや図書館ホームページでお知らせします。ぜひ、ご参加ください。
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