ぐるっと流山 秋の史跡ガイドウォーキング


ページ番号1033211  更新日 令和4年1月24日


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 令和3年12月11日(土曜日)、NPO法人流山史跡ガイドの会と中央公民館と協働で「史跡めぐりガイドウォーキング」が開催されました。新型コロナウイルスの影響で、長らく史跡ガイドの会の活動は休止となっていましたが、1年半ぶりの再会となり20人の参加がありました。今回は松戸の小金城趾駅から流山の前ヶ崎城公園までの約7キロのロングコースです。

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 「身近な戦国時代の城跡を探訪する」をテーマとして、戦国時代に城主の高城氏が治めていた小金城、名都借城、前ヶ崎城の3つの城跡を巡りました。流鉄線小金城趾駅に集合し、あいさつを終えた後、2つのグループに分かれて小金城跡公園に向けてスタートしました。この城跡は、戦国時代、千葉市の一族の高城氏が築いた城であり、東葛飾一帯を治めていたとされ、豊臣秀吉の関東攻めにより小金城を開城したと説明がありました。「畝堀」や「土塁」「障子堀」などの遺構が残っていました。

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 次は、広徳寺に向かいます。このお寺は、曹洞宗で小金城の高城氏の菩提寺があります。元々は根木内城下にあったお寺でこの場所に移転したと説明がありました。このお寺は松戸市史跡の七福神としても指定されています。高台のお寺からは、松戸市街を見ることができます。その後、名都借城跡に向かいました。鎌倉時代に屋形形式の城があったといわれており、本土寺の過去帳から飯野氏と高知尾氏の有力な人物がいて戦国時代に高城氏に支城されたのだそうです。

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 次に目指すのは、清龍院です。入口には市の指定有形文化財に登録されている2.2メートルの金剛力士像などが安置されており、参加者は力士像の姿をガラスごしに頭をつけて覗いていました。最後は、前ヶ崎城公園です。今回の史跡めぐりで、戦国時代は小金城主の高城氏により、流山もこの一帯が治められていたことを学ぶことができ、徳川の時代となって旗本となり、高城氏が再建されたことなどを再発見したウォーキングとなりました。

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 最後に参加者からのアンケートには、「初めての場所だったので大変面白かった」「お城やお墓の起源まで分かり有益でした」「史跡ガイドの方のていねいな説明が良かった」などの感想が寄せられ、史跡めぐりは好評のうちに終わりました。


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