ぐるっと流山 令和3年度「ケビン・ショートさんとおおたかの森探検ツアー」


ページ番号1032847  更新日 令和3年11月20日


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 令和3年11月6日(土曜日)、上下水道局と市野谷の森(通称:おおたかの森)を会場に、「ケビン・ショートさんとおおたかの森探検ツアー」が行われ、37人が参加しました。このイベントは、ナチュラリストのケビン・ショートさんを講師に迎え、市野谷の森を探検しながら、生物多様性について学んでもらうことを目的に開催しているもので、例年はグリーンフェスティバルの一環として実施していますが、今年もグリーンフェスティバルが中止となったことから、生き物が多くみられる秋口の開催となりました。

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 森へ出発する前に、上下水道局でケビンさんから子どもたちへ探検セットや生き物の写真などのプレゼントがありました。その後、ドングリについてのお話を聞きました。シラカシとコナラのドングリの違いについての説明があり、子どもたちはルーペを使用して、ドングリを見比べていました。子どもたちからは、大きさや形が違うなど、さまざまな意見が出ました。ケビンさんからは「今後も身近な生き物の観察をぜひ続けてほしいです」とお話がありました。

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 ドングリについて勉強した後、市野谷の森へ探検に出発しました。ケビンさんは森の中で、あらかじめ採取したコガタスズメバチの巣を取り出し、「コガタスズメバチの巣は何でできているかわかりますか」と問題を出しました。子どもたちはしばらく考えていましたが、ケビンさんから正解の発表があり、「正解は和紙。コガタスズメバチが木をかじって、口の中で薄く延ばし、その後和紙ようになったもので巣を作っているんだよ」と正解の発表があると、子どもたちから驚きの声があがりました。

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 再び上下水道局に戻り、学習を行いました。ケビンさんは、紫色のきれいな花を見せながら、「ルーペを使い、虫の目線になってよく観察しましょう。おいしい蜜にたどり着くためには、花びらが壁になっているので、おしべとめしべのあるところを通らないといけません。花は受粉をハチなどの虫に助けてもらっています」と生物多様性の重要性について解説しました。説明に利用した紫色のきれいなお花が、サスペンスドラマでよく登場するトリカブトであることを言うと、子どもたちはとても驚いている様子でした。


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