ページ番号1033324 更新日 令和4年1月28日
令和3年10月21日〜11月11日の木曜日(全4回)、南流山センターで「女性のためのリーダーシップ・セミナー〜チームをまとめて、現状の一歩先を目指そう!〜」(主催・男女共同参画室、企画運営・NPO法人パートナーシップながれやま)が開催されました。
第1回はNPO法人男女共同参画おおた理事長の坂田静香さんを講師に、「人が集まる!心を動かす!人気企画の作り方」をテーマにお話を伺いました。実際のチラシを資料にグループワークを行い、企画と広報はかけ算であり、どちらかが劣れば手に取ってもらえないことを学びました。DVや防災など、少し堅く感じるテーマも、連続講座の1つとすることで受講の機会を持ってもらえるといった具体的なアドバイスから、企画力の大切さを改めて学びました。
第2回は立教大学教授・立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授の萩原なつ子さんを講師にお迎えし、「一人一人が主役の街づくり」をテーマに、自分たちの「ほしい未来」の実現に大切なことを考えました。リーダーには、一人で全てを解決するのではなく、自分が持つネットワークでの支援や、「地域のつながり」を活用した社会的処方ができることも必要で、リーダーにとって必要な力は「20世紀的資質:管理、競争、統制」から「21世紀的資質:育み、共感する、相手を重んじる、多様性、参加型の意思決定」へと変化していることを学びました。
[画像]第3回講師 城西国際大学招聘教授 田中由美子さん(29.4KB) 第3回は、城西国際大学招聘教授の田中由美子さんに「事例で考える〜海外に見る男女共同参画〜」をテーマにお話を伺いました。まずは、女性が教育を受けられない、財布を持てない、肉体的・性的暴力が横行しているなど、日本では考えられないような海外の実情を伺いました。JICAとして訪れたタンザニアでの稲作プロジェクトやジェンダー研修の話によると、男女が自身や、互いの状況を認識することで、家を建てる女性が現れ、農作業や家事を行う男性も増えたそうです。
遠い外国の話ですが、日本でも似たような現状があります。参加者も自分自身の日々や、これから何ができるかなどについて考えました。
第4回は(公財)日本女性学習財団理事の福沢恵子さんを講師にお迎えし「チームをまとめるコミュニケーション」をテーマに、「リーダーシップとは何か」と、リーダー論について学びました。会社だけでなく、PTA、自治会などさまざまなグループで活躍するための話に、大きく頷く参加者の姿もありました。
リーダーとしての経験談を話すワークでは、参加者の半数以上に何らかのリーダー経験があり、さまざまな意見が出されました。フォロワーの経験が比較的多い女性は、明確なリーダー像があるため、良いリーダーになる資質があると講師は語りました。
参加者からは「4回全て勉強になり参加して良かった」「リーダーとして今悩んでいることが解決出来そう」「固定観念を変え、家庭・社会・地域でも何かやってみたい」など前向きで、意欲的な意見が数多く聞かれました。熱気溢れる雰囲気の中、全4回のリーダーシップセミナーは盛況のうちに終了しました。
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