ぐるっと流山 みどりの保全ボランティア講習会


ページ番号1032731  更新日 令和3年11月9日


[画像]みどりの保全ボランティア講習会1日目の様子(43.3KB)

 令和3年10月23日(土曜日)・30日(土曜日)、みどりの保全ボランティア育成講習会が開催され、8人の方々が参加しました。講師には、千葉大学大学院園芸学研究科教授・柳井重人さん、NPOさとやま理事長・岡田啓治さん、里山ボランティア流山会長・生方康之さんを迎えました。
 1日目の講座では、はじめにみどりの課から市内の公園の紹介やみどりの現状と市の取り組みを説明しました。柳井さんの講義では、みどりの役割についてお話しいただき、みどりはヒートアイランド対策や防災など街を助ける機能のほか、私たちの生活をより豊かにする力を持っていることを、さまざまな事例を通して学びました。

[画像]みどりの保全ボランティア講習会2日目市野谷の森散策の様子(73.0KB)

 2日目は、座学とフィールドワークのほか、参加者同士でグループディスカッションを行いました。はじめに、岡田さんに県立市野谷の森公園予定地のこれまでの歴史や実際に住んでいる動植物、今後の保全の課題を説明していただいたあと、実際に森の中を散策しました。
 市野谷の森はオオタカが生息しているなど、貴重な自然を残していることから公園として森を保全することとなった場所です。参加者のみなさんは散策中も熱心に質問していました。

[画像]みどりの保全ボランティア講習会2日目大畔の森作業の様子(73.6KB)

 次に、生方さんから大畔の森を散策しながら成り立ちや生息する生物、保全活動の内容をお話しいただいたあとに、保全活動で発生する竹を使った物づくり体験を行いました。今回の体験では、竹ぽっくりや竹ランタンづくりに挑戦しました。皆さん久しぶりにノコギリを握ったと言って苦労しながらも、竹を切り、それぞれ作品に創意工夫を凝らしたデザインを施していました。

[画像]みどりの保全ボランティア講習会2日目グループディスカッションの様子(46.3KB)

 最後に、参加者同士でグループディスカッションを行いました。グループディスカッションでは、市内のみどりを保全するためにどのような活動をすべきかをテーマに話し合っていただきました。流山にこんな自然があったなんて知らなかったからもっと周知するべきといった意見や、保全活動の担い手の必要性を感じたので、こういう機会を増やすべきという意見もありました。2日間の座学とフィールドワークを通して、流山市のみどりの現状と今後のみどりの保全について考えていただく機会になりました。


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