ページ番号1032679 更新日 令和3年10月29日
令和3年10月24日(日曜日)、森の図書館で子ども創作教室「オーシャンドラムとストローフルートを作ろう!」が開催されました。 毎回、森の図書館が実施する子ども創作教室は、定員にすぐに達してしまう大人気のイベントです。当日は、検温やマスク着用、手指の消毒など新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で開催され、10組の親子が2種類の楽器作りに挑戦しました。
[画像]イベントの様子(31.2KB)はじめに、オーシャンドラムを制作しました。オーシャンドラムとは、波の音を再現した太鼓です。四角いケースの中にカラフルなビーズや鈴を入れ、傾けたり手で叩いて音を出します。ビーズが飛び出さないよう、ドラム本体となるケースの上部にビニールシートを貼る作業があります。この作業が、どの組も子ども一人では難しい様子でした。一人がビニールシートを引っ張り、もう一人がテープをきれいに貼るといった形で、親子で協力し作業を進めているのが印象的でした。
[画像]イベントの様子(24.7KB)二つ目はストローフルートの制作です。まず長さの違うストローを用意します。ストローの下側になる方だけをテープでふさぎ密閉します。そのストローを長さ順に一直線につなげ、笛の形にします。これをビンを鳴らす要領で、唇をすぼめ、ストローから少し離す感じで、斜めから息を吹き込みます。すると空気が振動し、音階になって音が出ます。この作業も丸みのあるストローとストローをつなげる作業が子ども一人では難しかったようで、オーシャンドラム同様、一人がストローを押さえ、一人がテープで固定するといったように、親子で工夫して作業に取り組んでいました。
[画像]イベントの様子(31.1KB)完成した組から、好きなマスキングテープとシールで楽器に飾りつけをしました。20種類ほどあるテープを講師席まで選びに来る際、次はどんな柄にしようかと考えている子どもたちの表情が真剣で夢中な様子でした。オーシャンドラムの側面にクリスマスツリー風のマスキングテープを貼り、クリスマスパーティーにぴったりのドラムを作っている子やストローフルートの真ん中あたりにテープを巻いておしゃれにする子など、世界に一つだけのオリジナル楽器を作っていました。
[画像]イベントの様子(31.1KB) 最後は、スタッフの弾くピアノのアニメテーマ曲に合わせ、ドラムを傾けたり、叩いたり皆さんで楽しく演奏をしました。会場いっぱいにオーシャンドラムの優しい波の音色が広がりました。イベントに参加した5歳の女の子は、「シールがたくさんあって、選ぶのが楽しかったです」と喜んでいました。また、初めて森の図書館を利用したお母さんからは、「楽しかったです。またイベントに参加したいです」という声も寄せられました。
次回の子ども向けイベントは、12月にクリスマス会を予定しています。詳細は、今後の広報ながれやまや森の図書館のホームページをご覧ください。
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